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夏に詠んだ短歌 2018

8月初旬に出張で京都に行った時に八坂神社に6年ぶりくらいに行きまして詠みました。





日本の季節に触れるとなぜだか短歌を詠みたくなる。最近だと英語の”emotional”から「エモい」と言ったりするらしいが、それだと風情がなさすぎる。エモいとか言うのなら死んだほうがましだ。その状況や雰囲気や心情を表す言葉なのにその全てを台無しにしていて、その心情を抱くに至った背景とか抱えるものとか無視してその「ちょっと感傷的になってる」ということに飛びつくのはどうかと思うのだ。

…まあエモいについてはどうでもよい。

というわけで、久しぶりに季節を感じた日本の夏で、少し込み上げるものがあったので6年ぶりくらいに訪れた八坂神社で短歌を詠んだわけです。

涼し夜の
昔おぼゆる
勾配に
照る提灯の
優しきひかり

su zu shi yo no
mu ka shi o bo yu ru
ko u ba i ni
te ru cho u chin no
ya sa shi ki hi ka ri

 

その夜は今までの熱帯夜に比べ涼しく、夏の小休止のようで、境内へ向かう緩やかな坂を登る時に昔友人と来た時の八坂神社でのことを思い出したわけです。

その他の短歌は #gegegegentanka から。短歌振興活動を始めたいものである。母国語贔屓ではないが、英語と中国語(と少しのフランス語)を毎日使う中で、日本語表現は厄介だがなかなか面白いなと客観的に思う。

次日本に行くのは冬か来年年明けか、春前か。どちらにせよ短歌を詠む機会がないので日本語の深さのある心情を詠える日本語の語彙力も蓄えておきたい。




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