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映画 GATTACA

1997年のSF映画、GATTACA。






 


(GATTACAを2007年頃に見た時に当時のブログに書いていた文章の再掲載)

1997年に公開されたSF映画”GATTACA” 人間の将来が生まれたときよりその遺伝子によって決定される社会が設定であり、遺伝子的に”劣性”側の人間の主人公で「宇宙に行く」という生まれたときから断たれている夢を他人と成り代わることで叶えようとする話。

題の”Gattaca”はDNAのグアニン、アデニン、チミン、シトシンの頭文字から。知らなくてもいいが、劇中の聞き慣れぬ言語はエスペラントであります。

自分はこういう内容大好きだが、まぁ普通のSFを見たいひとは見ない方がいい映画。フィクションなのはその基本設定だけで、心理とか社会の理不尽さ信頼について考えたくなる物語。なにかおかしいと思ったのは最後の兄との水泳チキンレース。誰かと成り代わっていることを察知した主人公の兄(探偵)が最後主人公と対峙する場面がある。ここで捕まれば翌日宇宙には行けなくなる。ていうか一生。そんな中、長年劣等感を抱いてきた兄との最後のチキンレース対決。ここでの描写がもっと欲しかったところ。

宇宙に出たくて自分の出自や名前も何もかもを捨ててきた主人公が最後はこう思う。

For someone who was never meant for this world, I must confess I’m suddenly having a hard time leaving it. Of course, they say every atom in our body was once part of a star. Maybe I’m not leaving. Maybe I’m going home.

私の日本語訳(意訳)
世界から嫌われた自分だったが、今はここから離れ難い気持ちになっている。我々の体の一つ一つの原子はかつて星の一部だったと人は言う。そうだ、自分はこの世界から離れるのではない。来た場所に帰るのだ。

この最後のシーンを見た時はそれまでの場面の物足りなさが吹っ飛んで、そうか、自分もそうなんだと思い胸にじーんときたことを覚えている。






 

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