台湾のコンビニ
台湾に初めて行ったときに「あ、セブンイレブンあるんだ、ファミマもあるんだ、ファミマって全家って言うんだ〜」と言いながら中に入ってみるとむわっとするちょっと苦手なニオイが鼻孔に飛び込んできて台湾のコンビニ = ニオイがきついという印象になってしまった人も多いはず。
苦手に感じる台湾のコンビニのニオイの原因は「八角」で、茶葉蛋をぐつぐつ煮込む茶色の液体の中に入れられている風味付けのための香辛料。台湾のコンビニでは八角を使った茶葉蛋という卵やおでん、香腸(ソーセージ)が売られていたりする。
茶葉蛋とは
茶葉蛋は台湾や中国など中華文化で昔からある煮玉子で、卵にヒビを入れて液体を染みやすくしてお茶や醤油や八角など香辛料を入れてことこと煮込んだもの。コンビニでは毎日売られているのでそのニオイが常に充満している状態になる。
台湾のユーチューバー「那個女生 Kiki (That girl Kiki)」の「1日セブンイレブンで100元だけで食事できるか」の動画で朝ごはんとして10元の茶葉蛋を食べてました。
中国語わからない人でも茶葉蛋の雰囲気はなんとなくわかるはず。
茶葉蛋を食べてみた
コンビニでの茶葉蛋の買い方はコンビニに入り八角のニオイにつられるまま歩いてください。↑のようなポットを見つけると、トングを持ってその近くにあるビニール袋に卵を入れてレジまで持っていって会計を済ませればOK。どこでもたいてい10元くらいだと思う。
食べた感想は「う〜ん、卵。見た目とニオイより普通」という感じ。黄身にはそんなに汁は染みていないので汁が染みたこくのある白身部分を楽しむ。八角の風味は少しするかもしれないが八角の味はしません。
ちなみに、ポットはフタがついておらず蚊とか虫がひゅ〜ん…ぼっと入っていくところを何度か見たことがあるので、茶葉蛋を買うときはできるだけ古すぎなさそうな、その日に作ったようなポットにある茶葉蛋を選ぶようにしましょう。
そういや自分は臭豆腐、鴨血、豬血糕も全然食べれるんだった。臭豆腐も鴨血も豬血糕も見た目やニオイより味は優しく美味い・・・と感じるタイプなので味覚は台湾よりになっているのかもしれない。
↑同僚の実家に遊びに行った時に買ってきれくれたお昼ご飯。見た目はちょっとアレだが美味しかった。