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飛行機の中で「運命の人」に出会えるのは50人中1人。経験者が語る飛行機での会話の初め方

飛行機の中で妻に出会った人が通りますよ。





飛行機の中で出会いはあるのか

よく飛行機に乗って移動する人はこういうことよくあるかもしれない。

「隣に座っている人が気になるけど、どう話しかけていいかわからない」

でも安心してください。飛行機に乗るたびにいつもこう思っているのはあなただけではありません。

2018年のCNNでこんな記事があった:

「飛行機の中で50人に1人が運命の人に出会う」

1 in 50 people finds love on an airplane, study claims
https://edition.cnn.com/travel/article/fall-in-love-airplane/index.html

記事の内容を簡単に翻訳してみたのでこちらをご確認ください。

記事の内容:

英国の銀行HSBCが行った調査によると、飛行機搭乗者の50人に1人は飛行機の中で運命の人(love of their life)に出会うとのこと。

調査は141ヶ国2,150人の参加者を通して行われ、香港やUAE、米国、英国からの乗客6,000人に対しても飛行機内で自身が行う行動に対して質問して調査を行った。

昔は飛行機での旅は特別で心惹かれるもの、運命的な出会いがあるものとして捉えられていて、1960年にはそういった広告ポスターも見受けられた。

現在ではLCC(格安航空会社)も台頭し出し、多くの人が飛行機の旅を享受することで空の旅はそれほど特別なものでもなくなった。

豪華なホテルのようなプライバシーが確保された飛行機も存在するが、ほとんどの乗客は運命の人を求めて飛行機に乗るわけではない。

しかし、HSBCの調査結果はそのような現代人の飛行機を使った旅の現実的な期待とは異なり、面白いものだった。乗客の7人に1人が飛行機に乗った後も連絡を取り続ける友人関係を作り、16%がビジネス的な人脈を築くことに成功している。

現在多くの航空会社が飛行機内のwifiを使えるようにテストをしていて、出会いは隣に座っている人だけではなく飛行機全体に広がっている。

Inflightoというアプリはチャット機能が実装されていて、パイロットと乗客がコミュニケーションをとることが可能で、旅行者同士の会話も可能。

飛行機の旅は良いことばかりではない。調査に参加した48%が隣の乗客が靴を脱ぐのは嫌だと言い、隣の人がフライトアテンダントに失礼な場合は65%がその人を避けるようになり、お酒を飲み過ぎている人は絶対嫌だと46%が苦情として挙げている。

隣の人の印象を良くしたい場合は、その人のパーソナルスペースを尊重することが重要である。

37%の人がオーバヘッドロッカー(荷物入れ)のスペースを取りすぎる人のことは嫌いだと答え、32%は自分のアームレストが使われていると怒ると答えた。眠っている隣の人の肩にもたれかかってくるのは嫌だと答えた人は30%いて、いびきをかかれるのが嫌だと答えた人は26%いた。

あなたが人を尊重でき、思いやりのある人の場合、ソウルメイトを飛行機の中で見つけられるかもしれない。

毎日予定されている107,000便の中のどれにその人がいるかを見つけられるかが肝心なのである。

飛行機に乗る乗客の嗜好について書かれているが、要するに、飛行機の中で人と出会える人は出会えるし、しかも多くの人がちゃんと人間関係を作ることができている。

本当にあった自分の話

自分の話についてはもうちょっと頭の中で熟成させてからじっくりどこかで書きたいと思っているのだが、自分はこの記事でいう「50人の中の1人」だった。

シンガポールから台北への帰りの便でたまたま隣だった人と飛行機の中で仲良くなり、そのままその人とその人の友達と着陸後空港でご飯を食べて、その時から今まで毎日欠かさずビデオコールをしている状態である。そして今は台湾の台中で籍を入れている。

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2019年6月28日(金)に妻の実家がある台中大安区(自分が台北で住んでいるところも大安区)で入籍してきた。ずっと曇り空で雨だったのに、この日と続く週末はからっと晴れた良い日になりました。

最初は「你會中文嗎?」と言われて、その頃ちょうど中国語がだんだん話せるようになってきていたので自分の少しだけのボキャブラリーで頑張って話したことを覚えている。

話した内容は特別なことではなく、どこから来たのかとか、どこに住んでいるのかとか、仕事のこととか、シンガポールで何していたのか、とかそういう簡単なことだった気がする。

飛行機の中で話しかける時のススメ

飛行機で隣に座っている人が気になったら、色々と考えず素直に簡単な質問をしてみて会話を始めるのが大事で、そこから相手の出方を見て楽しみながら会話を膨らませていけばよいのではと思う。

とりあえず、最初つまずいてもいいから話しかけるなりなんなりアクションを起こすことが大切。話しかけ方に正解はない。素直に直感的に相手が答えやすい質問をして、その質問をした理由を言うことができればよい。もし相手が自分に全く興味なかったら話は続かないし、それはそれでしょうがないことで自分を責める必要は全くない。

妻自身もそういう人でその素直さからどこでも友達を作るのが上手かったりする。

実際に自分は飛行機の中ではないが、ドバイの空港やサンフランシスコの道端とかで話しかけたり話しかけたりした人たちと仲良くなって普通に連絡先を交換して今でもやり取りをしている人もいたりする。

結論、出会いはどこにでも転がっている

上の話はただ単に飛行機の中というだけで出会いはどこにでもあるものだ。

平成30年に日本の内閣府によって実施された「少子化社会対策に関する意識調査」という調査によると、調査に参加した11889人の内の4066人(全体の34%)が結婚しておらず、その中の交際している人がいない割合は「以前交際している人はいたが、今はいない」と「交際したことはない」と答えた人の割合がどの世代でも50%を超えていた。

ということで簡単に統計的に見ても「日本で結婚していない男女で2人に1人は恋人がいない」状態である。日本だけの話でもチャンスはおおありである。

出会い系アプリを使用すると簡単に出会える反面、どうしても外見や社会的ステータスを重視する人が多いと思うし、それはしょうがないと思う。自分のように外見は特にぱっとせずかっこよくもないし、社会的ステータスも別にないという人は、日頃からの人との出会いを素直に楽しみ喜ぶ気持ちが大事だ。

普段の生活や旅行先で実際に出会った人は同性異性関係なく、外見や社会的ステータスを超えた「ここでこのタイミングでこの人と出会った」という経験と楽しい記憶が残るものである。

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