台湾のスクラッチくじ「刮刮楽」
台湾でよく耳にする「宝くじ、抽選」といえば買い物した後のレシートに付いている番号の宝くじですが、もう一つ台湾で文化として根付いているスクラッチくじで「刮刮楽 (グァグァラー)」というものがあります。
台湾で、特に台北で歩いていると「台灣彩券」と書かれた黄色をベースにした原色の看板や内装が目に飛び込んでくる時があると思います。それがこの今回紹介する「刮刮楽 (グァグァラー)」
1月末から2月初旬頃の旧正月の時期には家族揃ってこの刮刮楽を買ってきて一緒に削って新年の運試しをする人たちも多いです。
また、「刮 グァ」が削るや剃るという意味で、日本語でひげを剃るは「刮鬍子 グァフーズ」と言ったりすることができます。
ある日台湾人の妻が「夢に4という数字が出てきたから、4の数字が付いている刮刮楽を買うと当たる気がする」と言ったので、大甲の街に出たついでに台湾のスクラッチくじ刮刮楽を買いに行きました。
行ったのは妻の実家がある台中の海側大甲の田舎の店舗で、店舗に入るとこんなふうに壁一面にスクラッチくじが並べられています。
安いものは100台湾ドル(日本円で350円ほど)で一枚のスクラッチくじを買うことができます。
よくある当選1等賞金は10万台湾ドル(35万円)から200万台湾ドル(700万円)以上とスクラッチくじの種類によって幅広く、最低当選金額はそのスクラッチくじの購入金額だったりします。
↓のようにくじには通し番号が付いています。この通し番号が「004」のやつを二つほど購入しました。
台湾のスクラッチくじの種類の例
「頭獎 トウジャン」は一等賞という意味で、上のスクラッチくじは70万台湾ドル(約240万円)が一等賞。
スクラッチ部分は基本的に全部削って、同じ数字やデザインが複数出てきたら「当たり」になる。上のスクラッチくじの左側だと全部削って、「7」が出るか、同じ金額の数字が3つでるお700台湾ドルが当選で、右側だとビンゴみたいに7が揃えば、揃った分だけ書かれている金額が当たる方式。
麻雀パイに見立てたスクラッチくじがこちら。全部削って該当するパイがあればそこに書かれている金額が当選する。
台湾スクラッチくじの買い方
台湾スクラッチくじの買い方は簡単で、店舗に入り、自分で壁にあるスクラッチくじを選ぶだけ。上の写真のようにいくつかくっついているものは、切り目がついているので自分で一つずつ外していく。
くじをレジに持っていって料金を支払えばOK。スクラッチくじの料金はたいていくじの左上に載っています。
そしてスクラッチくじを二つ買って削った結果がこちら。
妻の予想は外れ、スクラッチくじを買った代金である200台湾ドルが当たっただけでした。(右側の幸運777の右側のビンゴで07が縦に一つ揃ってるやつ) また気が向いた時に買ってみます。
こういうのを動画で説明したらいいんだろうな。今度行った時に動画も撮ってみます。
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BRUTUS特別編集 増補版 台湾
日本で台湾語をさらっと学習したいならこの本が結構使える。
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