日月潭とは
日月潭とは台湾中部の南投県にある湖で、台湾の中でも有名な観光地である。サオ族という台湾原住民の人たちが住んでいる土地で、湖に浮かぶ島はサオ族の聖地とされているという。
日月潭は現在の台湾の観光局が選んだ台湾八景の一つにも含まれており、日月潭から見る夕日は特に綺麗。夜はやることがあまりないので一泊して温泉を楽しみ、朝から日月潭の湖や周辺をまわり、近くの九族文化村という遊園地を回るのが一般的な観光のしかた。
日月潭の読み方は「ルーユエタン ri yue tan」で日本語では「にちげつたん」と言ったり、英語では Sun Moon Lakeと呼んだりする。
このブログ投稿の下に台北や台中から日月潭に行けるツアーも紹介しているので、旅程の一部として効率よく日月潭をまわりたい人はご確認ください。
日月潭に行ってきた
先日妻の実家から仕事をした後、夕方にふと「日月潭に行きたい」と行ったところ車を走らせて連れて行ってくれました。4時頃に台中出発で日月潭には5時半くらいに着いて暗くなりかけていたので滞在時間は2-3時間ほど。
次回行くときは早朝に出発して温泉や遊園地も回りたい。
日月潭への行き方 / アクセス
台北からは日月潭行きのバスに乗るかツアーに参加するのが効率的。台北駅から出ている国光客運のバス(往復で900台湾ドル)に乗ると4-5時間で到着でき、台中からだと新幹線の駅高鐵台中駅から日月潭行きのバスに乗る必要がある。所要時間は2時間半くらい。
台北からのバスの情報はこちらから:
http://www.kingbus.com.tw/ticketPriceResult.php?sid=159
国光客運のバス停は台北駅の立派な建物の横にあります。Google Mapsで検索したらでてきます。
自分は妻が運転する車で高速道路を行き、2時間半ほどでした。途中日月潭に向かうタクシーも見つけたので台中方面からタクシーに乗っていくのもありかもしれない。
日月潭でできること
日月潭でできることはおおまかに言うと、
- ボートに乗って対岸に回って観光
- ホテル、旅館に宿泊して温泉入湯、または1-3時間のみの温泉入湯
- 九族文化村という遊園地
- 原住民の博物館
- 台湾グルメ、日月潭はお茶が有名
ボート(遊覧船)乗船
ボートに乗って湖の対岸まで行ったり、往復で20分ほどのボート遊覧を楽しむことができる。ボートは原住民出身のおじさんたちが運営していて、ボート乗船中に日月潭の歴史やボートから見える風景の解説をしてくれる。(ワニのように見える山を原住民の言葉で何ていうか、あの島は原住民にとってどんな島なのか、などなど)
夕方4-5時くらいまでに行かないと対岸側で降ろしてくれないので午前中や午後早いうちにいくことをおすすめします。
ボートの中からの風景の一つ。右上に見えるのは下で紹介する日月潭の高級ホテルの一つ。
台湾グルメ
台湾っぽいお土産&グルメストリートがいくつかあります。
↓はボート乗船場ホテル内レストランの原住民インスパイア系夕食。さほど美味しくなかったので普通にローカルな台湾料理屋に入ったほうがよかった。
九族文化村
九族文化村は台湾原住民をテーマにした遊園地で、1986年のオープン当初はジェットコースターなどの欧米式テーマパークではなかったのだが、1992年頃から今の九族文化村の遊園地のかたちになっていたらしい。
テーマパーク内は原住民エリア、ジェットコースターなどがあるエリア、ヨーロッパ式庭園があるエリアと3つのパークがあり、1年間で多くて200万人ほど来場するとのこと(台湾の人工は2380万人ほど)。
行き方としては日月潭からタクシーに乗るか、バスに乗って15-20分ほどで到着できます。
今回は行っていないのでまた行った時にレポートしたい。
九族文化博物館
遊園地のほかにも原住民を取り扱った博物館もあるので台湾という土地を深く知りたい人は行くのをおすすめします。
館内は台北にある原住民博物館に似ていて台湾原住民のルーツや彼らの文化、入れ墨の意味や衣服、その衣服の意味や各部族の紹介や説明、アクセサリーや楽器などなど。私もここの博物館行ってみたい。
日月潭へはツアー参加がおすすめ
レビューが良く日本語で参加できる日月潭のツアーはこちらから。自分で行こうとすると少し面倒かもしれないので、日月潭に行ってみたい人はツアーを利用すると良いと思います。
【台北出発】 南投日月潭(にちげつたん/リーユエタン)1日ツアー(乗船チケット付き)
5025円から参加することができ、早朝台北出発し日月潭や文武廟に訪れることができる。日月潭でツアーから離脱して個人で日月潭のホテルに宿泊したりすることも可能。でもその際には自分でホテルの手配をしたり帰りのバスを自分で探す必要があるのでご注意を。詳細情報は上記リンクから。
【台中発】美しい景色を満喫:日月潭を訪ねる1日ツアー(日本語ガイド
5300円から参加できるツアーで、台中プラザホテル前からか高鐵台中駅からツアーバスに乗ることができる。ツアーでは上で触れた日月潭の遊覧船、サイクリングロードでサイクリング、日月潭ロープウェイを楽しむことができる。詳細情報は上記リンクから。
台湾・日月潭フリー温泉リゾート:日帰り入浴+ランチ / ディナー(2名様プラン)
こちらは6060円からで、下に紹介するフリー温泉リゾート (馥麗溫泉大飯店) の個室温泉とディナーが楽しめるコース。台湾では温泉は日本のように日常的なものではなく、個室の温泉に家族やカップルで入るのが一般的。温泉付きのホテルは個室温泉を一般開放していて2-3時間数百元で入湯するできることが多い。
日月潭で評判の良いホテル
次に行った時のために調べておいた日月潭で評判の良いホテルはこちら。全て日月潭のほとりに建てられておりの5つ星、4つ星ホテルで温泉付きのものもある。これら高級ホテルではシャトルバスサービスもあるので日月潭周辺の移動も楽で簡単。
フロー デ シン ホテル (雲品酒店) (魚池)
5つ星ホテルで29000円から宿泊可能。室内温泉やプールや温泉も完備。少々値が張るが家族で一部屋の値段で泊まれるし、かなり高級感を味わうことができる。
ザ ラルー サン ムーン レイク (涵碧樓大飯店) (魚池)
5つ星ホテルで45000円から宿泊できる。現代的なデザインのホテル。日月潭を臨むプールもある。
ザ クリスタル リゾート サン ムーン レイク (日月潭晶澤會館)
こちらも5つ星で12600円から宿泊可能。洋風デザインのホテルで、室内ジャグジー付き。温泉は付いていないもよう。
フリー温泉リゾート (馥麗溫泉大飯店) (魚池)
4つ星ホテルで23000円で個室温泉付きで食事も美味しそう。自分が泊まるならここかな。
リーリー ガーデン ホテルズ – サン レイク (力麗哲園會館 -日月潭) (魚池)
4つ星ホテルで12700円から宿泊可能。日月潭を臨むレストランで食事ができ、ホテルは全体的に清潔感が高い。
ホテル デル ラーゴ (魚池)
4つ星ホテルで12000円から宿泊可能。こちらも日月潭やその周辺の街を部屋から臨むことができる。
今回はホテルに宿泊していないので次行くときは温泉付きホテルに泊まってまたレポートしたいと思います。
日月潭ツアーとホテル
レビューが良く日本語で参加できる日月潭のツアーはこちらから。自分で行こうとすると少し面倒かもしれないので、日月潭に行ってみたい人はツアーを利用すると良いと思います。
【台北出発】 南投日月潭(にちげつたん/リーユエタン)1日ツアー(乗船チケット付き) – 5025円から 【台中発】美しい景色を満喫:日月潭を訪ねる1日ツアー(日本語ガイド – 5300円から 台湾・日月潭フリー温泉リゾート:日帰り入浴+ランチ / ディナー(2名様プラン) – 6060円から
上で取り上げたホテルはこちら。
- フロー デ シン ホテル (雲品酒店) (魚池)
ザ ラルー サン ムーン レイク (涵碧樓大飯店) (魚池) ザ クリスタル リゾート サン ムーン レイク (日月潭晶澤會館) - フリー温泉リゾート (馥麗溫泉大飯店) (魚池)
- リーリー ガーデン ホテルズ – サン レイク (力麗哲園會館 -日月潭) (魚池)
- ホテル デル ラーゴ (魚池)
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BRUTUS特別編集 増補版 台湾
日本で台湾語をさらっと学習したいならこの本が結構使える。