台中市民でもあまりその存在を知られていない台中市大安区に住んでいる者として、うちの近くの観光地は今のうち行っておきたいなと思い Google Mapsでめぼしい場所を見つけては休みの日に妻と遊びに行ったりしています。
先日うちから車で30分の場所にインスタ映えする観光地があることを発見したので行ってみました。
今住んでいる場所から少し北上すると隣の県である苗栗(みゃおりー)県になり、その苗栗県三義郷という山エリアにある龍騰断橋という朽ち果てた橋を見に行ってきました。「龍騰断橋」の読み方は Lóngténg duànqiáo です。
場所はこちら。
この地域は昔は魚藤坪と呼ばれ、沼/池の主である鯉にひどく苦しめられてやっとのことで退治した、ということで魚、鯉に所縁がある土地らしく到着前の道路には大きい鯉の像があったりしました。(車内から見たので写真は撮れず)
他にも近くには火炎山と呼ばれる赤い山肌むき出しで急な斜面が特徴の山があり、休日には多くの人が山登りに来ています。
龍騰断橋は1907年 (明治40年) に建設され、その38年後の1935年に台湾中部で大地震が起こり、ここにかけられた橋が破損し、さらには1999年9月21日発生した大地震で崩落して今のようなオブジェのような姿になったらしいです。
こちらは到着後の光景。
龍騰断橋の近影。
龍騰断橋の足元から。
駐車場がある北側から階段や橋を渡って南側に行くとこのような木に侵食された橋もみることができます。
近くには台湾ならではの屋台料理を味わうことができます。臭豆腐、香腸、各種ドリンクなどなど。
ここの香腸は美味しかった。
台湾の香腸 (ソーセージ) は甘ったるいのが多いのですが、ここのは甘すぎずしょっぱすぎずちょうどよい美味しさでした。ここのお店の人が一つ一つ作っているとのこと。
台湾では生のにんにくと一緒に香腸を食べるのが普通。
この観光地の見取り図。歩いて回ると1-2時間で全部見て回れます。
オンラインで切符を予約しておくか、その場で切符を買って待つか、このような小さい電車に乗って山上のほうに移動することができます。
昔の駅舎を改装したような感じのカフェもあります。
台中の海側には海外の観光客受けするような観光地はないですが、ここのようなちょっとした歴史を感じることができるスポットがちらほらあります。せっかくなので時間があるときに他にもマイナーな観光地をまわってみようと思います。
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