仮想通貨送金するときは まじで気をつけて。
背景
最近、海外に住んでいる友達の代わりに仮想通貨を購入してあげる、ということをしていた。
流れとしては、
- 友達が私のPayPalアカウントに送金
- 私がコインチェックでコイン購入
- 友達に送金先アドレスを聞いて、私のコインチェック取引ウォレットから送金
コインチェックだといくらか手数料がとられるが簡易で、さほど気にならない手数料だったのでこの1ヶ月数回この手順でコインを送りまくっていたのだが、悲劇が起きた。
XRP (リップル)送金時に、宛先タグ(Destination Tag)を間違えた。
その友達に、以前BittrexやBinance、Poloniexなど複数の取引所へ送金していたせいか、取引所Aのアドレス、取引所Bの宛先タグを使って送金をしてしまったのだ。
(ちなみにXRPを送っていた理由は、着金速度がめっちゃ早いから。過去の経験からBTCで数日、ETHで数時間なのだがXRPやXEMは数分数秒で着金が完了する)
送金後、以下のようなリップルの取引履歴が見られて、Successfully deliveredになっているのだが、宛先タグが違う。送金先のBinanceでは、「宛先タグがなかったり、間違っていたりするとその送金額戻りませんぜ」と書いてあります。
着金自体はBiance上でされているのだが、宛先タグの紐付けができずBinance上で宙ぶらりんになっている状態である。たぶん。
なので、友達がBinanceにお問い合わせを出し(Binanceはzendesk使ってるようね)、現在返答待ち。でもおそらく戻っては来ないと思う。Binance上の注意書きにも書いてるし。
「XRP宛先タグを使用する」
ちなみに、コインチェック上では送金時に「XRP宛先タグを使用する」と書かれた箇所があるので、そこに必ずチェックを入れて、相手先の正確な宛先タグを入れましょう。
2万円が一瞬で数倍になったりするので、特に深く落ち込んではいないのだが、この二万円あればあんなことやこんなことができたのだなと思うとなんだが残念でこの記事を書いた次第です。
皆さんもこんなことにならないようお気をつけください。
(12/4 追記)
Binanceが対応してくれて、無事590XRP帰ってきました。お騒がせしました!