台湾での転職とARC取得までを簡単に記録として。ビザやARC取得についての具体的なステップについては他にいっぱいプログがあるのでそちらを見てもらったほうがいいかも。
台湾での転職について
こんにちは、2018年から台北を拠点に生活しているげん(@gegegegensan)です。
台湾での欧州企業での転職については結構稀なケースだと思うので、これを見ている人にとってあまり参考にはならないと思いますが、こんな流れでした。大事なのは出会いを大切にすることだろうか。
- 3年前ほどにあるプログラミング言語のコンフェレンスに友人と参加し色々学習
- その翌年に友人が同じコンフェレンスに参加して、自分の今の勤め先のジェネラルマネージャーと出会う。そこで日本でローカライズを手伝ってくれる人はいないかと言われ、私と繋いでくれる
- そこから半年後くらいにそのジェネラルマネージャーから連絡があり、翻訳等をフリーランスとして空き時間に手伝うようになる
- そこから1年くらい経って、2018年から日本を出て中国語圏に行き中国語を勉強しながらフリーランスとして仕事をしようと考えていた頃に、今の会社で正社員として雇ってくれることになり2018年1月から台北に移住
2017年の後半は色々あったけど決まってからが早かった。ちなみに2018年から中国語圏に行こうと思った理由は、2017年5月に行った香港で仕事して過ごしたい、自分でビジネス立ち上げたいと感じたことからきている。
台湾での転職による年収について
台湾の平均年収はNT$49,989 (日本円で15万円から20万円)、中央値を見るとさらに低くなると思うし、台湾にいる外国人の賃金はNT$48,000以上にするなど一般の台湾人の給料より高くしないといけない決まりもあったりするのだが、自分はヨーロッパや日本基準で前職の年収等を鑑みての金額なので台湾の年収に比べるとかなり良い給与になっている。詳しくは書かないでおきます。
ARC(居留証)取得まで
2018年前に会社側で台湾での労働許可証の申請(現状3年期限で更新可)をしてくれていて、12月末(12/31頃)に許可証を受け取った。
- [2017年12月] 会社からoffer letter を受け取る
- [2017年12月] 会社と契約書を交わす
- [2017年12月末] 労働許可証を受け取る
- [2018年1月] 台北へ飛ぶ
1月の台北移住時にはパスポートと往復チケットで移り、まずはアパートを契約。台湾の不動産サイト591で部屋を契約して住所をゲット。同僚に大家さんとのコミュニケーションなど手伝ってもらった。その後、Bureau of Consular Affairsに行き、労働許可証とその他会社との契約書等書類を提出してビザを取得した。その足でもって、National Immigration Agencyに行きビザと諸々書類を提出して、ARC(居留証)を受け取る。ちなみに3年有効なので申請料約5000NT$と結構高額だった。
- [2018年1月上旬] Bureau of Consular Affairsでビザ申請、1週間後に受取
- [2018年1月中~下旬] National Immigration AgencyでARC申請
- [2018年2月初旬] ARCを受け取る
- [2018年2月初旬] 会社側で健康保険などの手続き
ちなみに銀行口座は、National Immigration Agencyで無料でもらえるID番号を入手すれば居留証を持たずにたいていの銀行で開設できる。ただ台湾で一番利便性の良い中国信託商業銀行での口座開設にはARCが必要。自分は日本円との両替レートが良くて両替手数料がかからない銀行にした。ちなみに無料で円やドル預金もでき、アプリから海外送金も可能。
台北でビザ、ARC申請で行く必要がある場所はこちら。
台北に転職移住して1年経過後の感想はこちら