台湾のレジで「要不要統編?」「有載具嗎?」と聞かれるたびに、最初は固まっていた。日本の領収書感覚で「發票」を受け取っても、宝くじ番号が付いていること、会社経費なら統編が必要なこと——生活に慣れるまで時間がかかった。
今回は、広告単価も高くなりやすい税務・経理寄りの語彙を、發票・報稅・統編・載具・退稅・扣抵を中心に整理する。税理士アドバイスではなく、日常と会社員・フリーランスが現場で聞く中文に絞る。會員・載具の基本は レジの會員・載具・統編記事 ともつながる。
※例文の音声は macOS の台湾華語音声(美佳 / Meijia)で生成した読み上げです。
先に結論だけ
- 發票(fā piào)=統一發票(レシート兼税務票)
- 載具(zài jù)=電子發票を入れるスマホ/カードの受け皿
- 統編(tǒng biān)=会社の統一編號(法人番号に近い)
- 報稅(bào shuì)=申告する(確定申告まわり)
- 稅號(shuì hào)=税務関連の番号(文脈で個人/会社)
- 扣抵(kòu dǐ)=税額控除・相殺に近い使い方
- 退稅(tuì shuì)=還付・免税還付
- 公司(gōng sī)=会社
レジでは「有載具/要統編/都不要」、会社では「請開公司發票、統編是…」、年度末は「報稅」——場面で語彙が切り替わる。
發票・載具:毎日のレジ
台湾の發票は単なるレシートではなく、抽選番号が付く統一發票だ。紙でもらうか、載具(スマホアプリやカード)に電子で入れるかを聞かれる。
有載具嗎?
載具はありますか?
請給我紙本發票。
紙の發票をください。
個人利用なら載具で十分なことが多い。会社経費なら次の統編が必要になる。自分は最初「都不要」ばかり選んで、後から経費精算できず後悔した。
統編・公司:会社の發票
統編は会社の8桁の統一編號。店員が「要不要統編?」と聞いたら、会社の経費にするなら「要」と言って番号を伝える。公司は会社そのもの。
請開公司發票,統編是……
会社の發票を切ってください。統編は……
可以打統編嗎?
統編を入れてもらえますか?
番号を口頭で言うときは、ゆっくり・区切って伝える。「再說一次」と言われたら恥ずかしがらず繰り返す。スマホのメモを見せるのもアリだ。
報稅・退稅・扣抵:年に一度の語彙
報稅は税金を申告すること。会社員でも年度の総合所得税で耳にする。退稅は還付(観光客の免税退税も含む文脈があるので注意)。扣抵は控除・相殺のニュアンスで、書類や説明書きに出る。
報稅要準備什麼?
申告には何を準備すればいいですか?
可以退稅嗎?
還付できますか?/免税還付できますか?
制度は毎年変わるので、詳細は公式や専門家に確認する前提で、ここでは語彙が読めることを目標にする。給料明細や源泉に近い書類は会社の人事・会計に「這是報稅用的嗎?」と聞くと早い。
稅號との混同に注意
稅號は文脈によって個人の識別や税務番号を指すことがある。日常のレジでは統編のほうが圧倒的に多い。「稅號」と「統編」を混同すると会社發票が作れないので、経費精算では統編を使うと覚えておく。
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まとめ
台湾の税務っぽい日常は、發票をどう受け取るか(載具/紙/統編)と、年に一度の報稅語彙に分かれる。レジの3択——載具・統編・不要——が言えれば、まずは生活が回る。自分も「統編」を言えるようになってから、会社の経費精算の差し戻しが激減した。

