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ケンブリッジ・アナリティカの選挙操作裏側を営業社員の視点から書いた「告発」(英名: Targeted) の読書感想

英名は "Targeted" の「告発」という、少し前にFacebookのデータを使ったマーケティング手法と個人情報不正取得、選挙操作で世間を騒がせたケンブリッジ・アナリティカの元社員が書いた告発本を読んだので少しまとめたいと思う。 インターネット関連の仕事をしている人は10年以上前から知っていたユーザートラッキングの技術やターゲティングについて政治と新興企業の観点から語られている、温故知新のような書籍でした。インターネットやデジタル分野でのユーザー分析についてあまり詳しくない人は読むと新しい発見があるかもしれない。
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戦後沖縄の状況とコザ市を舞台にした戦果アギャーの物語「宝島」は日本人が読むべき一冊

戦後沖縄の状況を嘉手納基地の戦果アギャーの人生に沿って鮮明に強烈に綴った宝島という本を旧正月に一気読みしてしまった。‬ 現代にも続く沖縄の米軍基地問題の始まりとなる戦後のアメリカ統治下の沖縄を、1945年の沖縄戦を生き抜いた若者がどう生きたかを描いた作品で、今まで沖縄の視点から日本やその歴史を見る機会があまりなかったのでもう一つの視点を持つきっかけをくれた、自分にとって素晴らしい一冊‬になった。
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海外生活の息抜きになるキンドルで読める おすすめの面白い漫画5選

海外生活の息抜きである必要はないんだけども、たまに日本の料理が食べたくなるみたいに漫画はどんなに日本から離れていても読みたくなるもの。
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九龍城が舞台のピカレスクロマン小説「墓頭 (ボズ)」の紹介と感想

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未必のマクベス 書評 – アジアを飛びまわって仕事をする全ての中年男性に胸を張ってオススメしたい小説

 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   きっかけ タイトルでは「アジアを飛び回って仕事をする全ての中年男性」と書いたが、女性や青年でも皆に読んでほしいも物凄く一押...