{{体験談:台湾の服屋で初めて買い物をしたときのこと(どこの店か・何に困ったか・その後どう言えるようになったか)を2〜3文で}}
台湾で服を買うときに必要な中文は、実はかなり少ない。可以試穿嗎?(試着できますか)、有M號嗎?(Mサイズありますか)、打幾折?(何割引?)、可以換貨嗎?(交換できますか)——この4つの型が言えれば、試着から会計・交換まで一通り回る。
今回は服屋(服飾店)での買い物に絞る。レジの會員・載具・統編は レジの記事、袋や返品のやりとりは 袋子・退貨の記事 にまとめてある。
※例文の音声は macOS の台湾華語音声(美佳 / Meijia)で生成した読み上げです。
先に結論だけ
- 我先看看,謝謝。=ちょっと見ているだけです、ありがとう
- 可以試穿嗎?=試着できますか?
- 請問試衣間在哪裡?=試着室はどこですか?
- 有M號嗎?=Mサイズはありますか?
- 有大一號的嗎?=ワンサイズ大きいのはありますか?
- 有別的顏色嗎?=ほかの色はありますか?
- 這件有點緊。=これは少しきついです
- 現在有打折嗎?=今セールをやっていますか?
- 這件打幾折?=これは何割引ですか?
- 我要這件。=これをください
- 可以刷卡嗎?=カードで払えますか?
- 可以換貨嗎?=交換できますか?
流れは我先看看 → 可以試穿嗎 → 有M號嗎/有大一號的嗎 → 打幾折 → 我要這件 → 可以刷卡嗎。いちばんの落とし穴は「八折」は8割引ではなく2割引という点なので、後半の打折の章だけは必ず読んでほしい。
入店〜声をかけられたとき(我先看看)
台湾の服屋では、入店すると歡迎光臨(いらっしゃいませ)、少し見ていると需要幫忙嗎?(何かお探しですか?)と声をかけられることが多い。まだ決めていないなら、断りの一言を返せば十分だ。
我先看看,謝謝。
ちょっと見ているだけです、ありがとう。
我隨便看看。
ちょっと見て回っているだけです。
店員が喜歡可以試穿喔!(気に入ったら試着できますよ)と言ってくることもある。これは「試着どうぞ」の決まり文句なので、気になる服があればそのまま次の章の一言につなげればいい。
試着したいとき(試穿・試衣間)
「試着する」は試穿(shì chuān)。「穿」は「着る・履く」なので、服にも靴にも使える。試着室は試衣間(shì yī jiān)。
可以試穿嗎?
試着できますか?
請問試衣間在哪裡?
試着室はどこですか?
我想試穿這兩件。
この2着を試着したいです。
店によっては、試着室の前で一次最多三件(一度に3着まで)のように枚数を制限していたり、番号札を渡されたりする。また、セール品やインナー類は不能試穿(試着不可)のこともあるので、断られたらそのまま受け入れるのが無難だ。
サイズを聞く(號・尺寸・大一號)
サイズは尺寸(chǐ cùn)、S・M・LはS號・M號・L號のように「號」をつけて言う。「1サイズ上/下」は大一號/小一號。
有M號嗎?
Mサイズはありますか?
有大一號的嗎?
ワンサイズ大きいのはありますか?
有小一號的嗎?
ワンサイズ小さいのはありますか?
着てみた感想を伝えると、店員が別のサイズを持ってきてくれる。
這件有點緊。
これは少しきついです。
這件有點大。
これは少し大きいです。
剛剛好。
ちょうどいいです。
台湾ならではの表記もいくつか覚えておくと迷わない。
- 均碼(jūn mǎ):フリーサイズ。タグに「F」とだけ書かれていることもある
- 吋(cùn):インチ。ジーンズなどパンツのウエストは28吋・30吋のようにインチ表記が多い
- 腰圍(yāo wéi):ウエスト。褲長(kù cháng)は股下・パンツ丈
- 靴のサイズ:cm表記、US表記、「24號」のような号数表記が店によって混在する。我平常穿24公分(普段24cmです)と伝えると早い
海外ブランドはアジアサイズでも日本と感覚がずれることがあるので、表記を信じすぎず試穿で確かめるのが確実だ。
色・デザインを聞く(別的顏色)
有別的顏色嗎?
ほかの色はありますか?
這件有黑色的嗎?
これの黒はありますか?
還有庫存嗎?
在庫はまだありますか?
店頭にない場合、店員から可以幫你調貨(他店から取り寄せできますよ)と言われることがある。旅行中で受け取れないなら我下禮拜就回國了(来週帰国するんです)と伝えて断ればいい。
値段・割引を聞く(打折・八折の意味)
ここが一番大事。台湾華語の折は「支払う割合」を表す。打八折=定価の80%を払う=2割引で、日本語の「8割引」とは真逆になる。
- 九折=定価の90%=1割引
- 八折=定価の80%=2割引
- 七五折=定価の75%=25%オフ
- 五折=定価の50%=半額(半價とも言う)
現在有打折嗎?
今セールをやっていますか?
這件打幾折?
これは何割引ですか?
打完折多少錢?
割引後はいくらですか?
店頭のPOPでよく見るセール表現もまとめておく。
- 全館八折:店内全品2割引
- 第二件六折:2点目が定価の60%(2点目4割引)
- 買一送一:1つ買うと1つ無料
- 滿千送百:1,000元以上の購入で100元分還元(値引きやクーポンなど形式は店次第)
- 特價:特価・セール価格
デパートやチェーン店は基本的に定価販売で、値切り交渉はしない。夜市や五分埔のような問屋街では可以算便宜一點嗎?(少し安くなりますか?)が通じることもあるが、断られたらそこで引くのがマナーだ。夜市での注文や持ち帰りの言い方は 夜市の記事 を参照。
会計(我要這件・刷卡)
我要這件。
これをください。
這兩件我都要。
この2着とも買います。
可以刷卡嗎?
カードで払えますか?
レジでは有會員嗎?(会員ですか?)、發票要存載具嗎?(レシートは載具に入れますか?)、需要袋子嗎?(袋はいりますか?)などを聞かれることが多い。旅行者なら沒有(ないです)、紙本就好(紙でいいです)、不用,謝謝(いりません)で足りる。詳しくは 會員・載具・統編の記事 と 集點・加購の記事 にまとめてある。
なお、外国人旅行者はデパートなど退稅(免税・税還付)対応店で一定額以上買うと、営業税の還付を受けられる。対象店舗・金額条件・手続きは変わることがあるので、レジで可以辦退稅嗎?(税金還付の手続きはできますか?)と聞き、パスポートを用意しておくといい。
交換・返品したいとき(換貨・退貨)
サイズ違いなどで交換したいときは換貨(huàn huò)、返品は退貨(tuì huò)。どちらも發票(レシート)を求められるので、買ったら捨てずに取っておく。
可以換貨嗎?
交換できますか?
我想換大一號的。
ワンサイズ大きいのに交換したいです。
這是發票。
これがレシートです。
注意したいのは、台湾でよく聞く七天鑑賞期(7日間の無条件返品)は、主にネット通販などの通信販売向けのルールだという点。店頭で買った服の交換・返品は店ごとの規定次第で、セール品は特價品恕不退換(特価品は返品・交換不可)と書かれていることも多い。不安なら会計前に聞いておく。
如果尺寸不合,可以換嗎?
サイズが合わなかったら交換できますか?
会話例:試着〜会計
店員(店)と客(客)の短いやりとり。
店:歡迎光臨!需要幫忙嗎?
いらっしゃいませ!何かお探しですか?
客:我先看看,謝謝。……不好意思,這件可以試穿嗎?
ちょっと見ています。……すみません、これ試着できますか?
店:可以喔,試衣間在後面。
どうぞ、試着室は奥です。
客:這件有點緊,有大一號的嗎?
少しきついです。ワンサイズ大きいのはありますか?
店:有,L號給你。
ありますよ、Lサイズです。
客:剛剛好。這件打幾折?
ちょうどいいです。これは何割引ですか?
店:現在打八折,打完折一千二。
今2割引で、割引後は1,200元です。
客:好,我要這件。可以刷卡嗎?
じゃあ、これをください。カードで払えますか?
店:可以。需要袋子嗎?
大丈夫です。袋はいりますか?
客:不用,謝謝。
いりません、ありがとう。
よくある勘違い
- 八折=8割引:逆。八折=定価の80%=2割引。「折」の数字は支払う割合
- 試着は「試著」:日本語の「試着」に引っぱられがちだが、台湾華語では試穿が自然
- サイズは「サイズ」で通じる:S・M・Lは通じるが、言うときはM號のように「號」をつける。全体を指すときは尺寸
- パンツもS/M/L:ジーンズは28吋のようなインチ表記が多い
- 店頭でも7日以内なら返品できる:七天鑑賞期は主に通販向け。店頭購入は店の規定次第で、發票が必要
- どこでも値切れる:デパートやチェーン店は定価販売。値段交渉は一部の市場・問屋街だけ
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- 台湾のレジで聞かれる會員・載具・統編の意味
- 台湾のレジで聞かれる有集點嗎と要加購嗎の意味
- 台湾で聞かれる需要袋子嗎・可以退嗎の意味
- 夜市注文で使う不要香菜・切小・打包の中文
- 台湾で道を聞くときの台湾華語(問路)
まとめ
台湾の服屋で必要な台湾華語は、我先看看 → 可以試穿嗎 → 有M號嗎/有大一號的嗎 → 打幾折 → 我要這件 → 可以刷卡嗎の短い流れでほぼ足りる。数字が出てくる打折だけは「八折=2割引」と頭の中で変換し、交換の可能性があるなら發票を取っておく。この2点を押さえておけば、台湾での服の買い物はぐっと気楽になる。

