AVENGERS 4: ENDGAME / アベンジャーズ 4 エンドゲームから学ぶ英語表現

映画

台湾だと日本より映画公開日が早く映画館で映画を見るのも安いので映画を観に行く機会が増えてきている。良い傾向。





アベンジャーズ 4 エンドゲーム

マーベル映画にはあまり興味なかったのだが、去年の毎月の出張で飛行機の中でアベンジャーズ3、ブラックパンサーを観て良かったのでマーベルシリーズを全部観ておくことにした。幸いにもうちで契約しているケーブルテレビで繰り返しマーベル映画が流れているのでドクターストレンジからソー、アイアンマン等など全部見ることができた。

それもこれも全てアベンジャーズ 4を観るため・・・。予告編を見ていたらいくつか面白い英語表現があったので、まとめて紹介したい。

ちなみに、「言語は実際に使われている文脈でかたまりとして触れる」ようにしましょう。今自分が英語を学習し始めた中学生や高校生だったら単語帳を買うより興味のあるyoutube動画や本から英語に触れて、そのコンテンツをもとにどのように使われているかを見たり聞いたりした後に逆に自分で単語帳を作る、ようにすると思う。コンテンツから学習を始めると「難しい単語なんて知る必要ないじゃん」と思うようになる。

“That’ll be it.”


↑該当箇所から再生してくれます。

ここでの “That’ll be it.” は無気力で諦めを含む「そう(言ったように)なるだろう = これで終わりだ」の意味を持つ。

ロバートダウニーJrが言うこの気力のない “That’ll be it.” これはアメリカ英語を頻繁に聞いてその中で生活していないとわからない文章だと思ったのでピックアップしてみた。

Part of the journey is the end. Just for the record, being adrift in space with zero promise of rescue is more fun than it sounds. Food and water ran out four days ago. Oxygen will run out tomorrow morning. That’ll be it. When I drift off, I will dream about you. It’s always you.

この “That’ll be it.” の “that”は「この文脈で言っていること」を指し、↑だと”Part of the journey ~ tomorrow morning.” までのことで、「〜となるだろうと言っていることが実際にそうなる」

  • That’ll be it for today.
    • 授業や講義、スピーチの終わりに頻繁に聞く言葉。「今日のXXはこれで終わりです」
  • That’ll be XX dollars.
    • コンビニなどお会計の場面で「XXドルになります」という時に聞く言葉。ここでの”That”は自分が買おうとしたものやサービスのこと。

その他にも “That’s it.” は「おしまい」という意味でも使われ会話では “That be it” と言ったりもする。

他にも色々別の意味で使われ方がある “That” を映画や動画で触れておくと英語表現に幅が出てくるので良い動画を発見したら紹介したい。

“This is gonna work, Steve. I know it is cuz I don’t know what I’m gonna do if it doesn’t.”


↑該当箇所から再生してくれます。

“This is gonna work, Steve. ”
I know it is cuz I don’t know what I’m gonna do if it doesn’t.

(日本語訳)
うまくいくわ、スティーブ。
わかってる。うまく行かなかったとき何をしていいかわからないからな。

“I know it is cuz I don’t know what I’m gonna do if it doesn’t.” を日本語だとどう上手く表現すればいいんだろう。「(この作戦なり任務なりが)うまくいくことなんて知ってるよ。だって上手くいかなかったときのシナリオなんて知らないんだから」みたいな楽観的な「きっと上手くいく」を言いたいけど、もっと頼れる感じを出したい時に言える表現。

最近気づいたのが、日本で一般的な英語教育を受けていた高校生の頃は「単語は知っているけど何言っているかわからない」という状態だったのだが、中国語を日々学習していると、単語やその発音をある程度知っていたらどれだけ早く話されても何を言っているのかわかる。

理由は「実際にその言語が使われている場面 (できればその言語を使っている人から)教えられていない」から。簡単な単語だとなおさらちゃんと聞き取れるようになりましょう。

“Can you buzz me in?”


↑該当箇所から再生してくれます。

中に入れてくれない?」の意味で “Can you buzz me in?” と言っています。一般的な言い方に言い換えると、”Can you let me in?” になる。

“Hi, is anybody home? This is Scott Lang. We met a few years ago, at the airport, in Germany. I got really big. Ant-Man? I know you know that. That’s me. Can you buzz me in?

“buzz”は蜂や飛行機が飛ぶ「ブーン」の音からきていて、ニュース記事やツィートが「バズる」の”buzz”でもある。インターホンやブザーを押すと鳴るbuzzzzの音から仲の良い友達や家族にかまってほしいときに “buzzz”と言いながらつんつんつついたりする人もいる。そんなおちゃめな友達もいました。

この場面では門の前に立って「中に入れて」と言っていることから、インターホン、ブザーの “buzz” から”let me in”を面白おかしく”buzz me in”と言っていることがわかる、フランクな間柄で使ったりする表現。

そのほかマーベル映画の予告編から学べる英語表現はこちら:

スパイダーマン新作映画 Spiderman far from home から学ぶ使える英語表現
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