台湾のタクシー・Uberで使う中国語|請到・地址・收據(音声付き)
台湾でホテルから夜市へ向かうとき、自分は最初「タクシー」しか言えず、運転手に住所を英語で見せて済ませていた。アプリなら行き先を入れれば会話は減るが、路邊攔車や運転手との微調整は中文のほうが早い。「請到……」「不用上高速公路」「可以停這裡嗎?」が口に出ると、乗り降りが一段ラクになる。
今回は計程車(jì chéng chē)と Uber など配車アプリの、乗車〜降車で使う中文に絞る。MRT・公車の車内アナウンスは MRT・公車の記事、ホテル到着後のフロントは チェックインの記事 を参照。
※例文の音声は macOS の台湾華語音声(美佳 / Meijia)で生成した読み上げです。運転手の話し方・速さとは少し違います。
先に結論だけ
- 請問,可以去台北車站嗎?=台北駅まで行けますか?
- 地址是中山北路一段=住所は中山北路一段です
- 走這邊就好,不用上快速道路=こっちの道で大丈夫、高架は使わなくていいです
- 請在門口等我一下=入口で少し待ってください
- 到了,可以停這裡嗎?=着きました。ここに止まれますか?
- 多少錢?=いくらですか?
- 可以刷卡嗎?=カードで払えますか?
- 可以給我收據嗎?=領収書もらえますか?
- 後面可以放行李嗎?=後ろに荷物を置けますか?
- 謝謝,司機=運転手さん、ありがとう
型は去哪裡 → 地址/地標 → 路線の希望 → 停車位置 → 付錢・收據。アプリ利用でも、最後の「停這裡」「刷卡」「收據」は口頭で使う場面が残る。
路邊で呼び止める/行き先を伝える
手を上げて止まったら、先に行き先。可以去……嗎?は遠方や深夜でも丁寧で使いやすい。
請問,可以去台北車站嗎?
台北駅まで行けますか?
去松山機場,謝謝。
松山空港までお願いします。
我要去這個地址。
この住所まで行きたいです。
住所の段・巷・弄は 住所の読み方 とセットで覚えると伝わりやすい。スマホの地図を見せるなら「我給你看地圖」で十分だ。
地址是中山北路一段 20 號。
住所は中山北路一段20号です。
我給你看地圖。
地図を見せます。
Uber・配車アプリ到着時
アプリで呼ぶと、車種・ナンバー・到着地点の確認が中心になる。待ち合わせがズレたときはこのあたりを使う。
我是乘客,名字是田中。
乗客です。名前は田中です。
我在門口/我在捷運出口。
入口にいます/MRTの出口にいます。
請在門口等我一下。
入口で少し待ってください。
白色的車對嗎?車牌是……
白い車ですよね?ナンバーは……
ホテルの車寄せなら「我在飯店門口」。チェックイン前後の荷物の置き場はフロントと相談する場面もあるので、ホテル中文 と合わせて使う。
道順・高速道路・待ち時間
ナビと違う道を進み始めたときや、料金を抑えたいときは路線を一言添える。
走這邊就好,不用上快速道路。
こっちで大丈夫です。高架は使わなくていいです。
可以走高速公路。
高速道路で大丈夫です。
前面紅燈請左轉。
前の赤信号で左折してください。
塞車的話,可以改走別的路嗎?
渋滞なら、別の道に変えてもらえますか?
空港線や長距離では高速道路料金(過路費)の説明があることがある。「過路費是另外算的嗎?」と確認すると安心だ。
過路費是另外算的嗎?
通行料は別に計算しますか?
荷物・停車位置
大きなスーツケースがあるときは、乗る前にトランクを確認する。
後面可以放行李嗎?
後ろに荷物を置けますか?
請幫我開後車廂。
トランクを開けてください。
到着したら可以停這裡嗎?。停車禁止や狭い路地では、運転手が別の場所を提案してくることもある。
到了,可以停這裡嗎?
着きました。ここに止まれますか?
在便利商店前面下車就好。
コンビニの前で降ります。
不用找零,謝謝。
おつりは大丈夫です。ありがとう。
支払い:現金・刷卡・收據
メーター後の定番は多少錢?。現金以外は車によるので、乗る前に聞いてもいい。
多少錢?
いくらですか?
可以刷卡嗎?
カードで払えますか?
可以用悠遊卡嗎?
悠遊卡は使えますか?
可以給我收據嗎?
領収書をもらえますか?
Uber はアプリ決済が基本だが、現金車や計程車では收據・發票の確認が残る。精算用の語彙は 發票の記事 も参照。
這樣就好,不用發票。
これで大丈夫です。發票は不要です。
トラブル時の短い文
乗り間違い、体調、道が違う——短く切り出す句だけ用意しておく。
不好意思,我坐錯車了。
すみません、車を間違えました。
可以開慢一點嗎?
もう少しゆっくり運転してもらえますか?
好像走錯路了。
道を間違えたようです。
請停路邊,我要下車。
路肩に停めてください。降ります。
電話で配車センターやホテルに連絡するときは 電話の受け答え の型が使える。
機場・車站からの定番フレーズ
桃園機場や台北車站は、タクシー乗り場の案内が中文中心だ。行列に並ぶ前に、行き先を一文で言えるようにしておく。
去台北市區,謝謝。
台北市内までお願いします。
去信義區,靠近市政府。
信義区、市政府の近くまで。
我有兩件大行李。
大きな荷物が2つあります。
請用跳表,謝謝。
メーターでお願いします。
空港では定額の機場計程車や予約車もあるが、一般車なら「跳表(メーター)」の確認が一回あると安心だ。ホテル名だけ伝えるなら「我要去○○飯店」でも通じる。
我要去晶華酒店。
リージェントに行きたいです。
不是去高鐵,是去台北車站。
高鐵ではなく、台北駅です。
料金の目安を聞く
乗る前にだいたいの金額を知りたいときは、遠回しより直接のほうが早い。
大概多少錢?
だいたいいくらですか?
尖峰時間會比較貴嗎?
ラッシュ時は高くなりますか?
夜間有加成嗎?
夜間割増はありますか?
Uber はアプリ表示が正だが、計程車では「先說一個行情」してもらうと、到着後のトラブルが減る。自分は遠距離のときだけ、乗る前に「大概多少錢」を聞くようにしている。
運転手に聞くときの短い確認
到着が近いとき、目印で止めてもらうと歩きが少ない。
靠近捷運出口可以嗎?
MRTの出口の近くで止まれますか?
看到7-Eleven就好。
セブンイレブンが見えたら大丈夫です。
再往前一點/這裡就可以。
もう少し前へ/ここで大丈夫です。
降車後は「謝謝,司機」で締める。領収が要る出張の朝でも、この一文のあとに「可以給我收據嗎?」と続けられる。
よくある勘違い
- タクシー=計程車:台湾では「計程車」。Taxi も通じるが、表記・標識は中文が多い
- Uberなら会話ゼロ:乗車地点の修正やトランク開閉は口頭が速い
- 地址を日本語順で読む:台湾は大きい地名から。段・巷・弄の順は住所記事を参照
- 刷卡は全部の車で可:現金のみの車もある。先に聞く
- 收據と發票は同じ:簡易な收據と、統編付き發票は別物のことがある
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まとめ
台湾の計程車・Uber移動は、可以去……嗎 → 地址/地圖 → 走這邊/不用上快速道路 → 停這裡 → 多少錢/刷卡/收據の型で足りることが多い。アプリで行き先を入れていても、「請在門口等我」「後面可以放行李嗎?」の二句があると乗車の一瞬がスムーズになる。自分も最初は地図を無言で見せるだけだったが、行き先を中文で言えるようになってから、運転手との確認が短く終わるようになった。

