映画「アクアマン (Aquaman)」を観てきたので感想と紹介を少し

映画




「暗くて大人なDC」だったシリーズのイメージを今回の映画アクアマンがマーベルに近い印象に近づけた感じ。

日本では2019年2月8日(金)に公開。ちなみに米国版ポスターのキャッチフレーズは”Home is calling.” (「おうちに帰らなくちゃ♪」)で、日本版は「すべての魚を味方にする男」である。

これは自分の本来の故郷である海底の王国アトランティスへ帰って王になる、という物語だから”Home is calling.” 欧米人はアトランティスのことやアメコミのアクアマンのことは基礎知識として知っていて「招かれざる自分が困難を乗り越えて故郷に帰る」というもともとの物語としてのベースラインを知っているから”Home is calling.”にしているのだと思う。あと特に米国は”Home (ホーム)”とかそういう言葉と”自分の故郷”のようなコンセプトを妙に好きだったりするからこのメッセージはしっくりくる。

一方日本版「すべての魚を味方にする男」は「おそらく日本人はアトランティス伝説のことも(某ム●とか読んでいない限り)アクアマンのもとの話は知らないし、英語版の意訳をするより日本人に刺さりそうでわかりやすいメッセージがイイ。ターゲットも子供だろう、子供によりわかりやすいメッセージがいい」となったのかも。

欧米版と日本版で明らかにマーケティングとしての映画のターゲットが異なる。欧米だと大人起点で集客して、日本だと子供起点で集客できると考えた結果なのだろうか。映画ポスターや↓のYoutubeのカバー画像からもわかるように色合いも欧米版のちょっとダークな大人な感じからビビッドな色合いで10年-20年くらいターゲットになる年齢層の印象が異なる。それにしてももっとましなメッセージなかったのかな。あとこの色合いとテーマだったら夏公開だったら予定来場者数よりもっと客入る気もする。日本だとまだ始まってないけど。

物語は「Thor (マイティ・ソー)」と「Journey to the Center of the Earth (センター・オブ・ジ・アース)」とゴジラとドラクエと最近の007のどこかの国での屋根の上での追いかけっこシーンを足して割った感じで面白い。アクションあり、親子の愛情あり、恋あり、冒険あり、ホットなアクアマンの肉体あり、大人も子供も楽しめる。

Youtubeにあがっている映画の映像集はネタバレのようなものなのであまり見ないほうがいい。上に貼り付けちゃっているが映画見に行くつもりなら↑の予告編も見ないほうが絶対見た後の満足感は高い。(自分がそうだった)

個人的にはちょい役が多い俳優パトリック・ウィルソンが良い役(主人公の兄で宿敵)で嬉しかった。以上書きなぐり映画感想でした。

[box04 title=”勝手におすすめ度(星5つ中)”]

  • アクション:[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
  • 「なんかどこかで見たことがある」既視感:[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
  • それでもまとまってて満足感をもって帰れる:[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
  • シチリアに行きたくなる度:[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
  • 何故冬に公開したんだ度:[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
  • ニコール・キッドマン何歳になっても可愛い度:[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
  • 見るなら映画館の方がいい度:[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]

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