台湾移住から2年半後、台北から台中の大甲駅がある町 (妻の実家) に引っ越しすることになりました

生活






上の写真は台中市中心街 (西屯區) にある林ホテルのバーから撮ったものです。

台湾移住

2017年5月に香港に旅行に行ってから中華文化圏に魅せられ、香港に住むか、台湾に住むか、深センに住むかを考えて実際に現地に赴いて友達作ったりして、たまたまベストな条件で台北に住めることになったので2018年1月に台湾に移住してから早くも2年半が経過しました。(思えば2017年は暗号通貨の価格超急上昇や移住先決めたりフルタイムの仕事を変えたりと色々な選択肢と分岐点があったような)

そして今台北での生活にひとくくりつけて台中の田舎に引っ越そうとしています。あの頃から考えると2年半で中国語もある程度できるようになり、ウェブサイト、ウェブサービス制作の経験がある程度ついたり、フルタイムの仕事では唯一の日本語でのビジネス経験者として今までの経験を活かしながら日本市場向けのローカライズやビジネス拡大を経験できました。(過去形ですが今もやってます)

最近は仕事や生き方に対しての自分の考え方が変わってきたせいか、会社に属して恩恵を被りつつ自分がやりたいことをする生活もいいのですが、自分の意思と自分が提供したサービスなり販売したものと引っ張ってきたお金だけで充分以上な生活ができるようになりたいと思っていて、土台は固まってきたと思うのでそのために行動していきたいと思っています。

台湾移住:私の場合

私の台湾移住のきっかけや転職について気になる人は以下の過去ブログ記事を見てみてください。この記事を書いている時点もフルタイムとして仕事はしています。(欧州のドメインレジストラなのですが、台北にお住まいの方で台北オフィスでのお仕事に興味がおありの方はこのブログのお問い合わせからメッセージください)

中国語圏にちょうど出ようとしていた時に運が重なったので再現性は低いかもしれません。

台湾での転職とARC (台湾の居留証) 取得について
台湾での転職とARC取得までを簡単に記録として。ビザやARC取得についての具体的なステップについては他にいっぱいプログがあるのでそちらを見てもらったほうがいいかも。

ビザの状況

ビザは2018年に来台したときは観光ビザ (パスポート) で台湾に入り、その後会社からもらった資料を持って移民省に行きビザを発行してもらい、その後3年分の居留証を発行してもらいました。普通は1年分の居留証からと聞いたので日本人に対しては厳しくないのかなと思いました。どうなんだろ。

その後2019年6月末に台中で籍を入れて、その後も居留証の書き換えが面倒で会社スポンサーの居留証のまま今まで過ごし、2020年6月にようやく配偶者居留証に変更しました。

配偶者居留証の申請時には書類とパスポートを担当者に渡して馴れ初めとかを話す軽い面接を受ける必要があります。偽造結婚を防ぐためなのですが、自分が日本にいた時の仕事や今の仕事や妻との馴れ初めを普通に会話しただけで特に疑い深く質問されることはありませんでした。

会社スポンサーの居留証には会社名が書かれているだけなのですが、配偶者居留証には妻の名前と「台湾で仕事に就くためにビザは要りません」という旨の文字が記載されています。

1年後に移民省に行って更新して、その後自分の場合はあと2年台湾に住むと新台湾住民として台湾にずっと住むことができる居留証に変更することができます。でもその場合でも決められた日数以上は台湾にいないといけないという制限はつきます。(決められた日数以下になることが前もってわかっている場合は移民省に相談にいく必要あり)

台北での生活

台北の大安駅から徒歩2分ほどのところにあるマンションに住み、仕事をしながら自分で中国語の学習と実践を始め、気ままに台湾観光をしていました。コロナ前だったので出張で日本、香港、シンガポールと行かせてもらい、シンガポールからの帰りの飛行機で妻と出会ったという流れです。(妻はシンガポールとマレーシア旅行の帰りでした)

台北での生活についてもうちょっと知りたい方は以下の過去ブログ記事をご確認ください。

台中に引っ越し

前々から妻の実家で数年暮らそうと考えていて、諸々の許可が下りたので6月中旬に妻の実家に引っ越ししてリモートで仕事をしながら、勉強したり自分の好きなことをしようと思います。家の中では台湾語が飛び交っているのでブログとYoutubeで台湾語コンテンツを頻繁に更新できれば面白そう。

台湾語についてはこちらから。

台湾語 (閩南語) 講座 音声付き
台湾語、台湾ビン南語(臺灣閩南語)をコツコツと学んでいくページです。〜い行く、好き、〜する、数の数え方など日常的に使われている基本的な表現から台湾語を学んでいきます。

台北で住んでいたアパートから引っ越しまでを簡単な動画にしてまとめました。

台中の大甲が最寄り駅になります

台中の海側の街、大甲 (ダージャ) の街から来るまで10-15分ほど行った場所に妻の実家があり、そこに引っ越します。毎月2回ほど週末に遊びに行っていたのでスムーズな引っ越しになります。

自分が今台北で住んでいる区は「大安区」で、妻の実家がある区も「大安区」で区の名前が同じなのですが、台湾の「天龍人」が住む台北の大安と比べ物にならないくらい田舎で観光地では感じられない風情があったりします。

ちなみに、この記事にある「台中大安濱海樂園」の近くにうちがあります。ここの「老街」と呼ばれる古い建物が残る地区です。(家は老街様式じゃんくてモダンな感じで広いです)

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看大風車療癒聽著海聲入睡向海那漾NayangBeach撰文/AriesHuang 攝影/Ray、李文欽圖片提供/向海那漾喜歡豪華

今後の台中生活と予定

当面の目標は次の3つ。

  1. 本業以外の自分の事業や活動を通して月に30万円収入が入ってくるようにする。日本内で月30万入るようになれば合同会社立てます
  2. 米国大学の大学院のコンピューターサイエンス修士をオンラインで取得
  3. 1-2年後に台中市の中心市街で住宅を購入する

1についてはこのブログやyoutube、電子書籍制作、日ごろからやっているウェブサイトやウェブサービス作成をもっとスケールさせて友人と協力してやっていきます。大事なのは自分が自然に楽しんでできることをやる、ということ。

2については独学でプログラミングやネット上で展開する新規ビジネスについて学習していく上でコンピューターサイエンスの基礎を知っておくことは大事だと思ったので学習を自分のペースでしていたのですが、ある程度確立されたカリキュラムで学習したほうが結局効率が良いのかな思ったのが1つ目の理由。それと、今後何が起こるかわからないので、自分だけで仕事をしていて思ったように稼げなかった時の保険としてコンピューターサイエンス修士を取っていれば日本以外の地域でのリモートワークに有利になるかなと思いついでに取得することにしました。

3については、台中で妻の実家に住むことでかなり貯金ができるのでそのお金を頭金に台中の中心街にあって近々運行開始する台中MRTのなるべく近くにマンションを買いたいと思っています。家購入派ではなかったけど妻の希望なので。台湾人は持ち家派が多い。貯金以外にも色々投資しているのでうまくいくことを祈っています。

台中について

台中は台湾で台北の次か高雄の次に発展している年です。上の写真からもわかるように中心街は高層ビルが立ち並び、街の景観もかなり良いです。

台中やその他周辺の観光地について気になる方はこちらも合わせてご確認ください。台中関連のブログ記事も今後もっと書こうと思います。

最後に

台北の、特に今住んでいる部屋を退去するにあたって今の感想を一言で表すと「捨不得 Shěbudé」。

「捨不得 Shěbudé」は「離れがたい、もったいない」という感覚を表す表現。今の部屋は大安駅からかなり近いし、周りは食べるところやドリンクスタンドもたくさんあり、夜市も近い。台北101も部屋から見えて歩いて20分で台北101や永康街に行け、MRTに乗ると台北駅にも20分以下で到着することができるので立地が最高で、今後台北に住むことになってもこういう好条件なところには住めないなと思っているので捨不得です。

東京住まいの時と台北市内の住環境を個人的に比較してみた [東京押上駅 / 台北大安駅]
2012年1月から2017年12月まで東京に住んで、2018年から台北市に住んでます。

Twitterはこちら:げん(@gegegegensan)

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台湾のことをかなりわかっている方々によって作られているこのBrutus特別編、写真も文章もデザインも台湾愛に溢れていて好きです。自分も買って自分も日本に帰った時に買って参考にしているので、これから台湾に行く方々にもおすすめ。

BRUTUS特別編集 増補版 台湾

 

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