台湾北部にある基隆は九份から見える街。
台北や台南、高雄に行く人はいるが台北からすぐアクセスできる基隆に行く日本人観光客はあまりいない印象。
基隆とは
「基隆」は台湾北部、台北市の北側の市で日本人が良く観光に行く九份に近い位置にある。「キーロン」や「ジーロン」と呼ばれ、そこに住んでいた原住民の族名が由来。港町として戦前時代からも日本とも繋がりが深い。
お隣の(厳密にいうとお隣のお隣)台北市の人口が267万人なのに対して、基隆の人口は37万人で比較的小さな都市であるが、台湾第二位の貨物取引量がある港町(wikipedia「基隆市」より)であり、広島県呉市と姉妹都市である。
台湾観光2-3回目で写真撮影が好きな人にはこの港町基隆への立ち寄りをおすすめしたい。台北で観光した後にバスに乗って写真撮りに夕方2-3時間ほど行く、九份観光からの帰りに立ち寄る(タクシーで頼んだらすぐ連れて行ってくれるはず)、とかでもいいかも。
基隆への行き方
台北から基隆まで15-20kmほど。東京でいうと東京駅から川崎くらいまでの感覚なのかな。
- 台鉄で台北駅から基隆駅までの電車に乗る (約45分ほど)
- 1550番、1551番バスなど台北市内からバスに乗る (約45分ほど)
昼の風景
基隆の市街地に到着し、そこから↓地図の場所へタクシーでいくと10-15分ほど。
到着後の海辺。
今もあるのかわからないが、めちゃでかい箒が芸術作品?として置かれている。ここで卒業写真を撮っている大学生もいた。
これも芸術作品。右の山側に見える街っぽいのは九份のはず。
海に帰っていく魚たち。
ここに行くまでが結構たいへんで泥の丘を15分ほど上に登っていくと到着する。「深澳岬角(象鼻岩景觀區)」というところで、象のような岩が特徴。
上の写真を撮った場所を左に向くとこんな風景。
夜の風景
夜市は台北の士林夜市など有名な夜市にはない地元感があるし、売られている食べ物も基隆にしかないものが多い気がする。基隆の夜市はまたここでまとめたいかも。今回は夜市と港町だけ。
夜市
基隆廟口夜市という夜市があります。
ちょっと写真が明るめになってしまった。あまり清潔ではないが安く美味い飯とジュース(果汁Guǒzhī)が飲める。
奥にいった夜市の雰囲気はこんな感じ。 「油飯 (Yóu fàn)」日本でいう炊き込みご飯かな。これは台北の夜市ではあまり見ないかも。
夜景
基隆に到着する電車の駅やバス停の近くに港がある。夜になるとカラフルに見栄えが良くなるので三脚を持って写真を撮りに行った。海への光の反射が良い。 港から道路を挟んだところにある廟。 港には”KEELUNG”のアルファベットが使われた照明がある。 海を臨む港。 10年前の2008年に愛を誓い合ったこの二人は今どうなったのか。2008年の自分を考えると永遠のような月日と変化がこの10年間にあっただろうに。
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