一滴水紀念館とは
一滴水紀念館 (Yī dī shuǐ jìniànguǎn)は1919年生まれ昭和の小説家水上勉氏の父親が建てた日本建築の古民家が淡水に移転されたもので、この施設の名前「一滴」とは彼の精神性や信条を表すらしく生前に「一滴」という言葉が付いた文学館や小説も夜に出ていた。
生まれは貧しく出家し、戦争を経験し、天安門事件の場に居合わせ、晩年はコンピューターやインターネットに興味を持ちネットが発展していく初期からユーザーだったらしく、ほとんど違う時代を生きた人だがその生き様や経験、思想には興味をひかれる。
個人的に水上勉の作品で個人的に読みたい作品はこれ。できればキンドルじゃなくて文庫本で読みたいなぁ。読んだらまたレポートしたいと思う。
一滴水紀念館はこんな感じです↓
釘を使わない木と木をはめあわせて作られた昔ながらの建築スタイルで、この記念館の中でもどう作られたかの解説が丁寧にされていた。
水上勉の文庫本展示もある。
外観はこんな感じ。台湾にぽつんと日本人として見たら少し懐かしくなるような風景が前に現れたときは多少の違和感があったが、その背景を知ると心動かされる。
一滴水紀念館の場所
観光客が行くような老街や淡水の奥のほうにある情人橋からは結構離れているので、バスか1時間ほど歩くか、タクシーで行くことになる。
自分は淡水出身の同僚の原付バイクに乗ってこのあたりに連れてきてもらった。
その周辺にも色々見る場所があるので晴れた日に3-4時間ほど時間とって歩いて周るのがおすすめ
その他 淡水一滴水紀念館の近くにあるもの
新北市忠烈祠(淡水神社跡)
日本が台湾にいた時代には神社が建立され天皇が祀られていたらしいが、戦後は解体され中華民国の大陸での戦没者を祀る場所になっている。
雲門劇場
芸術性の高いバレエやダンスなどを鑑賞できる劇場。鑑賞しなくてもその建物が綺麗だったり建物前の広場からの景色が綺麗。
大樹書房
雲門劇場側のカフェ兼本屋。一般的な本屋では売っていない本が売っていたり、そこの本を読みながらコーヒー飲んだりアイス食べたりできます。
小さいですが上にある写真がそれぞれの場所の様子です。ちなみに地図に見える広大な緑色の地域は全部ゴルフ場。
その他淡水についてはこちら:
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