台湾で日本人が台湾人と結婚 (登記結婚) する手順について ( 1 )

生活




台湾で結婚の準備

今年2019年2月にこんな記事があった。

昨年台湾人と結婚した外国人(中国、香港、マカオは除く)1万2392人のうち日本人が1045人で、6070人で最多だったベトナム人に次いで2番目に多いことが分かった。 

日本人、台湾人と結婚した外国人統計で2番目
https://www.excite.co.jp/news/article/Jpcna_CNA_20190210_201902100004/

二位の日本と大きな差をつけたベトナム人6070人は極端に多いと思ったのだが、ベトナムから台湾に仕事をしにきている若い女性が台湾の小金持ちのおじさんと結婚するケースが結構多いらしい。観光地ではない街に行くと東南アジア出身で現地の工場等で暮らしている人たちが結構いたりする。

で、台湾で毎年日本人が1000人ほど台湾人と結婚をしているらしい。今年は自分もその一人になる予定で結婚に必要な資料を取りに日本交流協会台北事務所に行ってきた。台湾で台湾人との結婚を考えている日本人はとりあえず日本交流協会にいけばOK。

3ヶ月以内に取得した日本で取った戸籍謄本を1部持っていくと、以下のような資料を渡され記入してくれと言われる。記入する内容は名前、住所、日付くらいなので心配はいらない。一つ事前に調べておく必要があるのは「台湾で婚姻届を提出しにいく役所の場所(戶政事務所)」の名前と住所。(住所はなくてもいいかも)

書類に不備がなければ書き込んだ書類を提出して300元ほどを支払うと、上の左側の書類にハンコを押して渡してくれる。

書類には「證明申請人現為無配偶並符合日本法令可結婚要件之事實為荷」と書かれていて、要するに「この人は独身で結婚ができる身であることを証明する(日本で結婚してないよ)」という意味。これが「婚姻要件具備証明」という書類で台湾での婚姻届を提出に必要になる。渡される書類には「婚姻要件具備証明」と書かれていないが大丈夫なはず。

上の右側の資料(証明書発給申請書)の右上を見ると「在タイ大使・領事館」と書いてある。これは日本は台湾を国家として認めていないので大使館がないため、代わりに交流協会が間に立って在タイ大使・領事館が処理をしているからだと思う (が詳しいことは調べたけどわからない)。

その後の書類を認証してもらうために外交部領事事務局に行ったが5時を超えていたので受付が閉まっていた。なので続きは後ほど。

台湾で台湾人と結婚するときの手順

一般的に台湾で日本人が台湾人と結婚する時の手順は調べた限り以下。

  1.  日本で役所から戸籍謄本を取得する
  2.  戸籍謄本とパスポートを持って台湾の日本交流協会台北事務所か高雄事務所に行く
  3.  そこで渡された資料に必要事項を記入し、戸籍謄本とパスポートを提出して婚姻要件具備証明 (独身証明)をもらう (<= 今ここ)
  4.  その婚姻要件具備証明を持って外交部領事事務局に行って認証をしてもらう
  5.  認証された婚姻要件具備証明と台湾の婚姻届を持って市役所に行く (<= これで台湾での結婚登録は完了)
  6.  結婚後台湾の市役所で配偶者が記載された戸籍謄本と結婚証明書とその日本語訳 (自分が翻訳してもよい) を持って日本の市役所に日本の婚姻届と一緒に提出する
  7.  日本への婚姻届提出は台北駐日経済文化代表処への提出でも良いと日本の市役所で聞いたが、交流協会では日本に行って提出してくださいとも言われたので確かめる必要がある

外交部領事事務局での書類の認証は2日以上かかるので時間に余裕を持って準備しないといけない。

日本交流協会に行くと上記手順について以下のような資料ももらえる。下のリンクからも確認できるので気になる人は見てみてください。

続きはこちら(台湾での入籍):

台湾で日本人が台湾人と結婚 (登記結婚) する手順について ( 2 )
2019年6月28日(金)に妻の実家がある台中大安区(自分が台北で住んでいるところも大安区)で入籍してきた。ずっと曇り空で雨だったのに、この日と続く週末はからっと晴れた良い日になりました。

台湾での入籍後、日本でも入籍しました:

日本で日本人が台湾人と結婚 (入籍) する手順について (台湾で先に籍を入れた場合)
台湾で台湾人の妻との入籍を済ませ、日本の自分の本籍地でも入籍を済ませたので、その手順や必要だったことをここで共有したい。

 

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