台湾で健康診断を受けて結果に絶望。台湾での食生活の改善、健康的な体を目指してダイエットに臨みます

生活




台湾で健康診断を受ける

2018年に台湾に移住して以来健康診断を受けていなかったので、5-6年ぶりにひやひやしながら健康診断を受けました。行った検査は血液検査(結構多めに取られる)、身体検査、胸部レントゲンと尿検査のシンプルなものだったのですが、血液検査の中に腫瘍マーカー (別名がんマーカー)もありました。これがあったことで後々めんどくさいことに…

健康診断を受けたのは息子が生まれた台中西部の総合病院で、妻の姉ちゃんが働いているところなので予約から検査までスムーズでした。価格は全て自費で5200台湾ドルほど。2023年6月の為替レートで換算すると日本円で約23,000円ほど。結構高いです。

日本では会社員の場合は毎年一回の健康診断が必須で行われ、費用はほとんど発生しないと思いますが、台湾の場合特におそらく日系ではない企業の場合は自己責任で会社が提携している病院で検査したらいくぶん費用補助が下りる、とかその程度だと思います。(現在と前職はそうだった)

自分の場合は、現在フルタイムで働いている会社は日本にもオフィスがあるが自分は台湾在住ということで台湾所属になっているので健康診断は台湾の基準に沿った状態です。時間があるときに聞いてみようと思いますが、

健康診断の結果

診断結果を上に画像で貼りましたが、わかりにくいかもしれません。赤字で書かれているところは、要注意か再検査が必要と書かれています。思っていたより不健康な状態でした。

特に中性脂肪とコレステロール値が正常値を上振れている状態で、肝臓に脂肪肝になっている状態。2020年に妻の実家に引っ越してリモートワークを始め、平日はほとんど運動しない状態だったのでそれがだんだん積もり積もって脂肪になり、血液中にも悪い影響が出ていたようです。

これを機に運動習慣をつけることと、食生活を改善してちゃんと栄養を摂れるようにすると天に誓いました。この時の体重は76-77kg (身長は170cmないくらい)で肥満レベルだったので、とりあえず目標は3カ月で68kgに体重を落とすことにしています。

もう一つ注目なのは、腫瘍マーカーのシフラ (CYFRA) が基準値より少々高い状態だったこと。腫瘍マーカーで基準値より高い値が出ていたところでがんであるという診断は下りないのだが、これはなかなか心配な結果に。これにひっかかると扁平上皮がんなどの肺がんに関連した疾病の可能性があるようです。ただ、レントゲンの結果は特に肺に異常な曇りはない状態だったので、念のため追加検査と問診を受けてみました。

追加検査

肺などの臓器を含む胸部専門のおじいちゃん先生にレントゲンの結果を見てもらい、特に問題はないと言われ、「特に問題なさそうだから自費になるけどCTも受ける?」と言われCT検査も受けました。費用はこれも5200台湾ドルほど。お小遣いが減っていく…

CTスキャンを受けた後におじいちゃん先生のところに戻り、胸部を輪切りにされた写真を慎重に診てもらったところ、「肺は綺麗な状態で問題ない」とのことでした。ちなみに日本語が少し話せる先生で日本語で大丈夫と言ってくれました。

ほっと一安心したのですが、CTスキャンのデータと診断結果を後日郵送でもらったところ、「微細な何かが肺の端っこにありそうだから2年後に再検査」と書いてありました。コレステロールと中性脂肪が改善したらとりあえず2年間は心配なく生活できるかな… という感じです。

台湾での食生活

台湾での食生活は自分で栄養に気を付けないと、後々健康状態に関わってきそうです。自分の場合は台湾のド田舎で一年以上生活していた特別なケースだと思うのですが、田舎で台湾料理ばかり食べていると、かなり美味しいのですが栄養が偏ります。

下の写真はうちの家族で振舞われる一般的な台湾家庭料理。めっちゃ美味しいのですが、野菜は油で炒めたものが多く、生野菜が食卓に並ぶことはほぼないと言ってよいです。これらおかずと一緒にお米をいっぱい食べます。

台北などの都市部に暮らしている場合は台所が使えない家庭が多いので、屋台や台湾料理のお店で朝昼晩ご飯を食べる家庭も多いです。家で料理をしないと、バランスよく食べて栄養を摂る考え方が欠けているのか、食生活が偏りがちになります。先日小学生が水餃子ばっかり食べていて脂肪肝になった報道と栄養と食事について気を付けるようなニュースもありました。まぁ台湾に住んでいることが原因というより自分の意識の問題ですが、気を付けましょう。

台湾で食生活の改善

というわけで、妻にも無理行って野菜中心の食生活に変えられるように改善中です。最近たべているものをいくつか紹介。

朝ごはんで食べることが多いコンビニのサラダ。コンビニにはこうやってすぐ食べられる生野菜が売られています。ドレッシングはうちにあるポン酢や妻が作ってくれたドレッシングを少々。

これもコンビニなのですがたまに食べるコンビニの健康弁当。

山芋をさっと炒めたやつ。山芋は中国語で”山薬” です。

米の代わりに食べることが多いじゃがいもと牛肉。牛肉はノンフライヤーを使うことが多いです。

妻に作ってもらって作り置きしている野菜スープ。最近の平日の昼はこれを食べることが多いです。

夜ごはんの一例。台湾人の若い世代はあまり料理をしないのですが、うちの妻は色々作ってくれます。有難いです。右上のは鶏むね肉に玉ねぎを混ぜて焼いたもので日本人が好きな味。

台湾食生活のあるある

上で書きましたが台湾に住んでいると分かってもらえるあるあるがあったりします。思い出したら付け足していきます。

  • 生野菜を食べない
  • 自炊文化があまりないので栄養をバランスよく摂る意識がない
  • 夜市の揚げ物に使われている油が気になる
  • 温かいスープもの多め

運動改善

リモートワークが続き毎日のほとんどを座って過ごし夜になる、という生活で運動をおろそかにしていたので、近くの公園で一時間ほどのウォーキングか30分のフィットボクシング(任天堂スイッチのゲーム)をやっています。夜に結構汗かいて200-300カロリーほどの消費。

二か月目に入った現在は週末に仕事で台北に行ったりなど少々不規則な生活と食事だったので、運動習慣がちょっと崩れてきちゃってます。始めたときより運動をする気が起きない… ですが体重計を頻繁に確認して増えないように運動も続けるようにします。

就寝時間改善

日本にいたときから夜遅くに寝る習慣があり、普段は1-2時くらいに寝ていました。起きるのは8-9時くらいなのである程度睡眠時間は取れているのですが、肝機能的には悪影響らしく12時頃には布団に入るようにしています。できれば11時代で就寝を心がけ、徹夜で仕事したりすることはしないようにし始めました。

ちなみに十分に睡眠を取ると、約300カロリーほど消費されるらしいです。朝起きて体重を測ってみると水分が減っていることもあり、0.6kgくらい減っていることが多いです。

約1ヶ月ほど続けた結果

毎日朝昼晩に体重を測り体重の推移を見ていった結果、健康診断を受けた頃は体重76kgほどだったのが、約1ヶ月後の今は体重72-73kgになっています。ほぼ毎日30-60分運動をして、野菜多めの生活に変えるだけで特に大変な思いはせずに3-4kg痩せました。

ちょっと気を抜いて運動をしなかったり外食が続いたら体重が増えたりしますが、気を抜いていたら死ぬかもしれないという危機感を持ちながら最初の目標である68kgに向けて頑張っていきます。

 




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