新竹の山奥にある 内湾老街を観光してきました

新竹の内湾老街旅行
新竹の内湾老街





内湾老街

先日新竹市にある内湾老街 (ネイワンラオジェ) という山奥の観光地に行ってきました。今住んでいる台中の清水から車で1時間半ほど。老街の入り口近くには大きな駐車場があり観光バスもたくさん停まっていて、台湾の各地方からバスでご年配の方々も多く観光に来ていました。

内湾は最初は原住民の人たちが住んでいた地域で、大陸から客家系の人たちが移住してきてだんだん客家の人たちが住む地域になったのだとか。

内湾老街の入り口はこんな感じ↓。週末の午前11時頃。

これでもまだそんなに人はいないほうで、週末の午後以降になると人で溢れかえります。

場所

内湾老街の場所はこちら。山側にあることが見て取れると思います。

公共交通機関で行くなら、内湾老街行きのバスに乗るか、台北駅から新竹駅に新幹線化在来線で行き、山側の線に乗り換えて内湾駅まで。2時間ほどで到着できます。

こちらも入り口付近。このあたりから少し坂が始まります。

午後14時頃になるとこの混雑具合。コロナ規制がほぼ完全に明けたのでためらいなく外出できるようになりました。週末の昼過ぎは台湾の観光地やショッピングモールなどはどこでも混雑するので午前中の行動をおすすめします。

自分たちは今回は朝に出発して11時前頃に到着し、昼過ぎに帰路についたのでまだ人が多くなる前にスムーズに移動できました。内湾老街はそんなに大きくないので食事の時間も合わせて2-3時間である程度周れます。

こちらは内湾老街の中にある小学校のグラウンド。一般に開放されているので、この中で遊んだり、老街で買ったものを食べたりできます。この小学校には内湾駅の線路の下を通るトンネルをくぐって行く必要があり、ちょっとしたアトラクション感覚で見に行けます。

近くにきれいな水場があり、ホタルが見れるようです。まだホタルを見れる地域があるなんて!

内湾老街の子供向けスポット

今回は入っていないのですが、失恋博物館と呼ばれる施設や珍しい動物などを展示している古めかしいミニ博物館もありました。とぐろを巻く大蛇の隣にミッキーが立っておりなんかカオス。

子供用の乗り物。10台湾ドルで1分ほど楽しめます。こういったスペースでもアイスクリームなど子供が喜ぶ食べ物が色々売られています。

古めかしい博物館の中でも展示されているでっかい亀もいました。

内湾老街の台湾グルメ

内湾老街は生姜が特産らしく、他の老街や夜市では見ない生姜の花的な植物の揚げ物を食べました。辛めの胡椒がふられていてぴりっと塩味があり美味しい。

グァバやトマト (台湾ではミニトマトはフルーツ) が大量に売られています。普通のお店で買うより老街にある出店で買ったほうが安かったりします。

こちらも出店で売っていました。釈迦頭 (バンレイシ) と呼ばれるフルーツです。英語では sugar apple。最近台湾から日本に輸出されて店頭に並んだとニュースを聞きました。この皮の部分を一つ一つ手で剥いて、白い身をたべます。見た目によらずかなりミルキーな味で美味しいです。中身は↓のような感じ

レンブ (蓮霧)

内湾の特産というわけではないのですが、こちらはレンブ (蓮霧) と呼ばれる台湾では定番のフルーツ。英語では wax apple と呼ばれています。レンブは台湾語での名称で、その当て字として蓮霧 (Lián wù) が漢字として使われています。うちの子供が好きでめっちゃ美味しそうに食べます。内湾の出店でレンブを買うとおまけで数個子ども用にくれました。ありがたい。季節を通して売られているフルーツのような気がしますが、自分はそんなに好きでもないのであまり食べていません。食べた感じは薄いりんごのような印象。

ちなみにオランダが数百年前に東アジアで領土を拡大していたときに、このレンブの栽培も始まり広がっていったそうな。

お餅も特産らしく買って帰りました。1つ100台湾ドルくらいだった気がする。美味しかったです。

こちらは内湾老街内にある客家料理のお店での一皿。生姜と豚肉を炒めたもので生姜の酸味というか爽やかな味と豚肉の味が口の中で相互にやってくる新しい味でした。これでお米何杯もいけるくらい美味しく健康的。他にもここに写真は上げていないですが生姜など野菜を使った客家料理が味わえます。

内湾吊橋と温泉キャンプ地

内湾老街を奥までいくと吊り橋が見えてきます。がっちりした見た目によらず上下に結構揺れるのでご注意を。吊り橋を渡る感じは↓でご確認ください。ちゃんと撮ればインスタ映えするかも。


吊り橋を越えて数分歩くと温泉宿が見えてきます。台湾の山側の観光地には温泉地が多かったりします。

温泉は個室温泉に2人利用可能で週末90分1300台湾ドル (2023年前半の日本円で5600円ほど) で、結構お値段は高め。自分は温泉は好きなのですが、家族は温泉はそこまで好きじゃないので今回は入りませんでした。たいていの台湾人は日常生活で湯船に浸かる習慣がないので、日本に旅行して温泉の良さに目覚めるとかない限り温泉にはそんなに惹かれない感じです。

温泉近くは広大なキャンプ場になっていて、キャンピングカー的な施設やキャンプテント的なものが複数設置されています。ここでBBQをしたり家族で簡単なスポーツをしたり、子供大きくなったときに一緒に来ると楽しそう。キャンプしに来たときにはまたレポートします。

その他台北以外のマイナー観光地について気になる方はこちらもどうぞ。

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