クリケ(curike)でiPhoneケースを作ってみたので、クリケの紹介や使った感想をご共有

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クリケ(curike)とは

こんにちは、2018年から台北を拠点に生活しているげん(@gegegegensan)です。

「クリエイトするスマホケース」か「クリエイティブをケータイしよう!」からとってサービス名が「クリケ」らしいです。クリケは自作iPhoneケースを簡単に作成できるサービス。非常にわかりやすいので紹介動画見てみてください。

コンセプトもサービス内容も非常にわかりやすい時流に乗ったサービス。日本ではほとんどがiPhoneユーザーなのでAndroidユーザーをはなから捨ててるのもかっこいい。

自分は先月まで7年くらいほぼAndroidユーザーだったので、こういったカバー作成サービスには見向きもしていなかった。 iPhoneユーザー層特有の特別になりたい、ユニークでありたい、みたいな願望を叶えてくれる良いサービス。

一般的な流れはiPhoneアプリを使ってケースデザインを作成し、その後ケース注文のためにブラウザのウェブサイトに誘導されるのでそこでログインし、必要な情報を入力して注文。

普段からイラレやフォトショを使っている人はアプリを使ってのデザインはじれったいと思うかもしれないが、今どきのデザインスタンプを使って装飾できるのは良い。自分で全てのデザインを考えなくても感覚で色んな物を配置して自分だけのiPhoneケースがすぐに作れてしまう。

デザインを登録

というわけで4月にパリで撮った写真を使って作ってみた。自分はイラレに慣れていてクリケのサービス上でのデザイン作成&登録がしにくいと感じてしまったので (女子高生、女子大生はそんなことないかも)、自分でイラレを開いて使いたい写真を1000px x 2000px サイズでマスクをかけて加工して高解像度で書き出して、それをスマホのほうに送って、スマホからアップロードして調整をして注文をするようにした。こんな感じ↓

実際にケースが届いたらまたレポートします。(現在4月24日で5月2日までしか日本にいないので、それ以降に届いた場合は6月か7月の確認になるかも)

追記::5月2日までに届いてくれました。デザインとして登録した画像と大差なく、ちゃんと解像度が高い画像を使ったので印刷後カクカクしたところなどはなかったです。綺麗に印刷されていました。下の写真がクリケで注文して家に届いた完成版です。格安なわりにクオリティ良いです。

自作iPhoneケースデザインの販売方法

PCやマックなどデスクトップやラップトップのブラウザからウェブサイトにアクセスして(カタカナだらけ)、登録作業をする必要がある。

マイページにアクセスし、「デザイン登録」をクリックし、ちゃんとサイズを加工した写真をアップロードして必要事項を入力して価格設定をすれば良いなので超簡単。

私が作ったiPhoneケースのデザインも確認してみてください。良いカメラで撮った写真なので画質良く印刷してもきれいでした。

 

 

クリケでのiPhoneケース作成を副業として成立させるには

クリケはヒルナンデス!等お昼時テレビでよく取り上げられているので、女性の方々が注目している副業手段の一つだと思う。クリケからすると広告費なしで自分たちのターゲット層に刺さる、しかも「副業」という魅力的なワードを使って紹介してくれているのでかなり費用対効果が良いと思う。

視聴者は主婦層や子育て層で日頃から、さほど時間をコミットせずにスキマ時間で働いてお金を稼げる方法を探している人たちも多いと思う。果たしてクリケを使うと副業として毎月数万円稼げるほど収入として成り立つのだろうか。

自分が思ったのは、「副業として成り立つ、けど成り立つ人は1000人に1人くらい」とかごくごく一部だと思う。クリケのユーザー層がどんな人達かを理解できて、そういう人たちがどんなデザインを好きかを調べて分析することができて、そういったデザインのケースを頻繁に作成する能力が必要である。

ただ単に日常の写真を貼ったり、今っぽくないデザインだと誰も買おうとしないだろうが、もし売れた場合はsuzuriやminneなどでグッズ化して横展開したり、自分でネットショップを作ったり、LINEスタンプにしたりすることができるので発送豊かな人だと当たるとでかい。

まず露出が大事なので、自分的に絶対当たると思うデザインが出来上がったら自分で数個買うとか、女子高生にツィートしてもらうとかして、クリケ上のランキングで上位に上がるか、SNSでバズる必要があるかもしれない。

何にせよ副業とiPhoneケース簡単作成を結びつけて一番リーチしたい層にテレビで露出できるクリケはマーケティングのプロだと思う。

 


 

クリケ(curike)のUIUXなことについて思ったこと

良いサービスだしこれから伸びてきそうだと思ったが、まだ途上のサービスなのかなと思った。このUIUXで10代の人たちが普通に使いこなせているのか少し心配になったが、現状で逆に使いにくかった点が解決すると一気に有料ユーザー数も上がると思う。

もうちょっと詳しく書けるのだが、以下のように箇条書きで書きます。悪く思って書いているわけではないのでクリケの方がこれを見たら、どうか改善リストに以下の事項が入っているかご確認をお願いします。

  • ウェブサイトとアプリの役割がいまいちはっきり把握できない。アプリから販売されているケースデザイン見れなくて、注文できないの? こういう違いを書いておいてほしい。
  • モバイルブラウザからウェブサイトにアクセスして左上の商品検索をタップすると検索メニューが表示されるが下にスクロールできない (iOS最新版、Chrome)
  • デザイン登録についてより詳細な説明が必要だと思う。
  • デザイン登録が完了したら自動通知メールを送ってほしい。
  • デザインが承認されるまで設定した価格は変更できるようにしてほしい。
  • ニュースページで日付はあるが内容が空欄のところがある。
  • GWの営業状況や、GW前にお急ぎ便で注文したらGW中に届く可能性はどれくらいあるのか、とかそのあたりニュース欄に詳細を書いておくべき
  • 注文が完了してから、「現時点では~~~日かかります」というメッセージが入ったメールが届く。これは大人の事情かもしれないが、何日かかるかは注文前に知らせるべき。
  • アプリでデザインして注文するときに「公開しますか?」のようなメッセージが出て、はいを押してもそれがどこにどう、いつ公開されるのかわからない。
  • ブラウザでのケースデザインツールが使いにくい (アップした画像を自由にドラッグして動かせない、回転できない、デザインスタンプって使えたっけ?印象が薄い)
  • デザイン登録の説明テンプレートがイラレのこととかわからない10代の人が見たら多分わからないように書かれているので、独自デザインの登録はある程度制限しているのかなと思った。
  • デザイン登録をする際の画像アップロードに時間がかかる。
  • デザイン登録をしたケースデザインが「審査待ち」とかそういう現状を示すタグが付けばいいのに。
  • アプリのマイデザインに保存したケースデザインのコードを生成するのに時間がかかる。
  • …. あとこれはどうでもいいけど「売る」のLPにある”Be sold to yours”が何が言いたいのかよくわからん英語。

…など他にもあったけど忘れました。上でデザイン登録の際の体験が微妙と書いたが、デザインをする人が増えたら増えたでお金を払ってくれる10代の子たちの選びやすさを阻害しないように良い感じにソーティングしてアプリ上に見せないといけないだろうし、バランスが難しそう。

その他

権利的な話。

  • アプリから「みんなのデザイン」をタップするとインスタに上げられたユーザーが作成したケースを見れるのだが、権利的に超怖いことになっている。目隠しにGUCCIと書かれていて中指を立てているミッキーのケースだったり、ピクサーキャラやテレビに出ているような俳優など、おそらくというかほぼ確実に権利的許可を得られていない状態で印刷OK出して商品を提供しているので、サービスが大きくなり売上も立ってくるとどこかの時点でこういった権利侵害行為がクリケ側でストップするようになると思う。エンドユーザーの責任のもと印刷注文をさせるようにしてるのだと思うが、プラットフォームとして大きくなったらそこの責任も取らされる。そのうち怖い人達がクリケに来てしまう。
  • そういえば昔友だちが「ビートたけしの写真を使ってTシャツを作ろうとしたらTシャツの印刷会社にビートたけしの事務所から万が一訴訟がきたら私らなんもできませんよ」と言われて断念したという話を思い出した。
  • iPhoneケースを作りたいクリエイティブな人たちが第三者の権利を侵害せずにクリエイティブになれるような環境を作っていってほしい。若いユーザーが成長してそれが当たり前と思われると日本以外に住む一応日本人としては色々ときつい。

このブログ記事を書いた1年後、またケースを簡単に作成したので、クリケでのケースデザインの作り方や売り方を改めて簡単にまとめました。

クリケ (curike) のiPhoneアプリを使ったスマホケースの作り方と売り方
クリケは去年日本にいるときにテレビを見ていたら特集されていたスマホで iPhone ケースを簡単に作成できるサービス。年に数回昼番組で特集されているようで、特集があった日は過去に書いたブログ記事にアクセスが集中します。改めてクリケでのデザインの作り方や売り方、副業としてはどうなのかをまとめてみました。

グッズ作成、販売サービス suzuri (スズリ) を使ってグッズを作ってみたので作り方や売れるかどうかなどについてはこちら。

suzuri (スズリ) でオリジナルキャラグッズを作成したので作り方や売り方についてご共有
前に curike で iPhone ケースを作成したように、今はやりのグッズ制作サービスで使えないかなと思い、suzuri (スズリ) を使用したところ、グッズ作成が思った以上に簡単で楽しかったので作り方などここで皆さんに共有したいと思います。

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