初めての台湾旅行 1日でまわれる台北おすすめモデルコース ( 1 )【大安駅-象山-中山記念堂-総督府-西門町-迪化街-行天宮-淡水-士林夜市】

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台湾旅行1~2回目であんまり台湾の観光地を訪れていない人向けのおすすめ旅行モデルコースを紹介!





台北観光モデルコース ( 1 )

台北の基本的な観光地を効率よく回れるルートを考えて遊びにきてくれた友達を実際に連れて行って無駄なく台北市内回れたので、台湾に初めて来る方や1-2回目くらいの方のモデルコースの一つとしておすすめしたい

この投稿の一番下にここで紹介した場所をGoogle Mapsでピンした地図のリンクを貼っておきますので、このコースで回りたい人は参考にしてください。

あと「合わせて読みたい」記事のURLも投稿の最後にクリックすると別タブで記事が開くようにして貼っておきますので他の紹介記事も見てみてください。

コースは以下。主にMRT、たまにタクシー利用をすることになります。

ポイントは大安駅近くのホテルに宿泊すること。

上の地図にある数字に対応する場所名はこちら。

  1. 大安駅周辺のホテル宿泊、近くで朝ご飯
  2. 象山ハイキング
  3. 中正紀念堂
  4. 総統府
  5. 西門町で昼ごはん
  6. 迪化街
  7. 行天宮
  8. 淡水
  9. 八里
  10. 士林夜市

士林夜市の後はMRTの赤色の線(淡水線)で大安駅まで戻り、周辺のバーに行ったりや周辺の屋台で台湾小吃を楽しむと良い。上の観光地をまわった後は、

  1. 大安駅周辺のホテルに帰る
  2. 大安駅周辺のバー

という流れになります。

この一日台北観光モデルコースは大安駅を起点にしています。大安駅は台北駅からMRT一本10-15分ほどで到着でき、MRTで東西南北に移動できる駅で、周辺にはレストランもホテルも多く、それでいて道も整備されていて落ち着いている場所で、初めて台北に観光しにくるなら大安駅周辺のホテルに宿泊するのがおすすめです。

大安駅周辺には4つほど優良ホテルがあり、URLは以下。大安駅について詳しくはこちらの記事を後でご確認ください。

台北旅行での宿泊は大安駅周辺がおすすめ、大安駅周辺ホテルと朝ごはん近場の観光地やバー
大安駅附近に泊まれば一日の行き帰りの移動が比較的楽になるのでおすすめ。大安駅は淡水信義線(赤色)と文湖線(茶色)が通っており、下に書いている観光地や松山空港からもMRTで一本乗換なしで15分ほどでかなり便利な立地。

朝ごはん/ブランチ

大安駅周辺にある朝ごはん屋、カフェなどの一例です。

下のリンクは別タブでGoogle Mapsのリンクが開きます。

珍煮丹で黒糖ミルクを買って、飲みながら象山に登ってもいいかもしれない。

象山

まず最初は象山。大安駅からMRTで台北101駅方向に行くと象山駅があります。象山駅から山の登山口までは人の流れと看板ですぐにわかると思います。

道なりはこんな感じです。ゆるやかな道もあるが階段が多いので普段運動していない人は結構息が切れるはず (自分がそうだった…)。

普段ほとんど運動をしていない自分が登ったらめちゃめちゃ疲れて一気に登ることはできませんでした。お恥ずかしい。一度登れるところまで登って、10分ほど休んで登り始めたら結構楽に登れるようになるはず。

この投稿のトップ画像にあるような景色を見れるスポットまでは30-40分登れば見ることができます。そのスポットまで行ったら段々と山道が険しくなってくるので下山してOKです。20分ほどで下山できます。

早朝に登ればあまり人もおらず空気も綺麗なのでおすすめです。

この投稿には含まれてませんが、台北で軽くハイキングしたい人はこちらもご確認ください。(下のリンクは別タブで開きます)




自由広場 / 中正紀念堂

象山を下山した後、象山駅に向かいMRT(赤い線)で中正紀念堂駅まで行きましょう。MRTのアナウンスで日本語で「中正紀念堂」と行ってくれます。

この中正紀念堂は国民党を率いて国共内戦後に数百万人の人を大陸から率いて台湾に来た蒋介石を称える場所。「中正」は蒋介石を表します。(ちなみに「中山」は孫文を表す)

台湾は長い間戒厳令が出され国民党の独裁政権だったが、民主化後に民進党が政権をとった後「台湾民主紀念館」に改名され、また国民党政権のときに「中正紀念堂」に改名されている。なかなか政治色が濃い場所であるが、廣場ではダンスを練習している若者が多かったりする。

また「中正紀念堂」は政治色のある名前なので、「自由広場」という別名で呼ぶ人もいます。ここにある大きな像は蒋介石の銅像なのだが、反国民派の人たちは撤去も訴えていて、国民党派の人が反国民党派の人と何かのパーティで一緒になって、カメラがまわっているのにも関わらずビンタをしたニュースが年初に出回ってました。

この自由広場/中正紀念堂の夜の様子はこんな感じです。

KAWS HOLIDAY TAIPEI @中正紀念堂 [1月27日まで]
台北の中正紀念堂でアメリカ合衆国のアーティスト KAWS のどでかいキャラクターが広場に鎮座しています。KAWSのアーティストである とJFJ Productionsという台湾の音楽プロダクションがコラボで主催しているという。キャラクターに近づくにつれてポップな音楽が聞こえてくる。

総統府

自由広場/中正紀念堂を出た後は西方向に15-20分ほど歩きましょう。そうすると台湾総統府の赤レンガの綺麗な建物が見えてきます。

東京駅の建物に少し似ている総統府は戦前日本政府が官庁として建てたもの。中を見学できるが入り口で厳し目の手荷物検査を受ける必要がある。

中は明治-昭和初期を思わせる作りで内装もどこか昔を思わせるノスタルジックな雰囲気になっている。総督府内ではバンドイベントやアートイベントが開催されていたり、地方農家の野菜が野菜を売っていたりなど多種多様な体験ができる。総統府に関連したお土産も変えます。

大安駅 => 象山 => 自由広場/中正紀念堂 => 台湾総統府と来て、お昼かお昼過ぎくらいになっていると思います。





西門町

台湾総督府から5分くらい歩くと西門町に到着します。日本でいう渋谷、台北で若者が集まる場所の一つがここ。

西門町には昼ごはんを食べるレストランもタピオカミルクティー店もフルーツジュース屋など色々揃ってます。

せっかく台湾に来たってことで台湾料理を味わいたい人は天天利美食坊がおすすめ。魯肉飯など台湾の代表的な料理を低価格で食べることができる。

天天利美食坊

何回か来たことがあるので、こちらの記事で写真付きで紹介してます。どんなものか雰囲気を掴んでもらえれば。ちなみに最初は香港から旅行に来た友達が香港のブログで紹介されていたってことで連れてきてくれた。

台湾 台北の西門町にある台湾グルメ - 天天利美食坊
西門町は台湾の渋谷、若者の町。中華圏で「町」を使う地名は稀なのだが、この場所は昔日本がいたときの町名が今にも残り西門町になったとのこと。 西門紅楼という戦前の建物や大きい映画館やストリートパフォーマンス、コスプレショーなど今昔交わる文化発信地である。屋台やマッサージ屋も多く、夜遅くもやっているので台湾観光で来たら週末だと夜に来ることをおすすめします。週末の昼は人がむっちゃいっぱい。

迪化街

西門町から北方向に25分ほど歩くか、タクシーで5分ほど行くと迪化街に到着する。

迪化街はお茶や乾物などの問屋街で、ここで台湾っぽいお土産を買うことができる。迪化街についてはこちらの記事をご確認ください。

台湾旅行のお土産は迪化街(ディーホアジエ)で!1万円でお土産をどれだけ買えるかやってみた
迪化街は台北市の北側にあるお茶や乾物などの問屋街で読み方は「ディーホアジエ」。昔は資料に残る最も昔は「大滔捏 Da tao nie」、戦前は「永楽町」と呼ばれていて、近代建築のレトロな建物や雰囲気が今も残されていて歴史的な街並みが楽しめる地域。

夕方や夜に迪化街に行く人は「福来許珈琲館 Fleisch Cafe」というおしゃれバーがあるので立ち寄ってみるのもよいかもしれない。店員さんは英語もできます。

迪化街はお茶やカラスミだけじゃない、サービスも雰囲気も良いおしゃれなバー 福来許珈琲館 Fleisch Cafe
同僚と迪化街大晦日イベント年貨大街を見に迪化街に繰り出したのだが、イベントは翌日でその夜はまだ準備中だった。2019年は1月19日(土曜)から2月3日(日曜)まで。

行天宮

台北で一番大きい道教の廟(びょう、中文ではミャオ)がこの行天宮。迪化街からは東方向に40分ほど歩かないといけないので、迪化街を見終わった後はタクシーに乗って連れて行ってもらえばよいです。タクシーだと5-10分ほど。

道教は中国大陸の三国志時代などの偉人を神様として祀っていて、学業や安産など日本の神社と同じ感覚でお参りできる。お参りの仕方は神社とは違い、頭の中で神様に質問をして、半月の形をしたものを地面に落として運勢を占ったりする。

ちなみに、台中の大甲には漁業など海にまつわる神様「媽祖」を祀っている廟があって結構インスタ映えします。

道教の女神「媽祖」を祀る台中の大甲鎮瀾宮に行ってきた
中華文化の一大宗教である道教。その道教の女神「媽祖」を祀る台中の大甲鎮瀾宮に今年の旧正月に行ってきた。





夕方

淡水

行天宮に行った後は徒歩20分かタクシーで民權西路駅まで行きましょう。民權西路は淡水線(赤い線)で、北方向に行った終点が淡水駅。

その日の日没時間を予め調べておいて、日没前に淡水駅に到着しましょう。台北で綺麗な日没が見れる場所の一つがこの淡水。淡水の奥に進んでいくと台湾だけどちょっと西洋っぽい町並みが広がっていたりして新鮮。

日の出だけではなく、老街で台湾グルメを味わったり、一日滞在していろんな淡水の色んな観光地をまわっても良いかもしれない。

淡水の他のちょっと渋い観光地はこちら。

台湾、淡水にある日本の古民家 「一滴水紀念館」とその周辺施設 (新北市忠烈祠、雲門劇場、大樹書房)
一滴水紀念館 (Yī dī shuǐ jìniànguǎn)は1919年生まれ昭和の小説家水上勉氏の父親が建てた日本建築の古民家が淡水に移転されたもので、この施設の名前「一滴」とは彼の精神性や信条を表すらしく生前に「一滴」という言葉が付いた文学館や小説も夜に出ていた。

八里渡船頭老街

淡水で日没を見た後は通勤フェリーに乗って淡水の向こう岸にある八里に行くのをおすすめする。

悠遊卡(台湾でいうSUICA)を使ってフェリーに乗車でき、日没時間の綺麗な景色を海の上から臨むことができる。フェリーに乗っている時間は10-15分ほど。八里で台湾グルメを味わったり台湾土産を買ったりすることができる。

台北から1時間で「バリ」へ? 淡水の向こう岸、八里へのフェリーを楽しもう
淡水は台北の中でも好きな地域の一つ。仲の良い同僚の実家が淡水にあり、去年おうちに泊まりに行って淡水案内をしてもらったことがある。淡水はその昔「滬尾Hù wěi」と呼ばれる土地で、現在の淡水地域が淡水と呼ばれるようになる前の原住民の言葉での地名だったみたい。淡水から八里フェリーまでを紹介。

八里から淡水に戻ったあとは台北観光定番の士林夜市へ。

士林夜市

八里から淡水に戻り、淡水駅に行ってMRTに乗って劍潭駅に行きましょう。士林夜市に行くには士林駅ではなく、劍潭駅で降りましょう。

士林夜市は今回の台湾観光の集大成のようなもの。かなり人は多いけど、屋台で食べ物を買うのに特に並んで待つ必要もなく、地下の美食街で落ち着いて座って台湾グルメを食べることもできます。

こんなおもしろTシャツも200-300元(1000円以下)で買ったりすることもできる。友達へのお土産にどうぞ。昔連れて行った友達は値切って買ってました。(台湾っぽいお土産もいっぱいあるのでご安心ください)

夜-深夜

大安駅附近のバー

夜は大安駅近くのホテルに帰ってきて以下のバーに行ってみてはいかがでしょうか。リンクをクリックすると別タブでGoogle mapが開きます (スマホからの方はGoogle mapのアプリが開くはず)。

大安付近の夜食

大安駅周辺にある台湾小吃(台湾食べ歩きグルメ)はこちらで3つ紹介しているので、ホテルに帰ってお腹が空いたら夜食にどうぞ。

台北 大安駅周辺のおすすめ台湾グルメ (小籠包、鹽酥雞、燒烤)
大安駅周辺の台湾グルメ。自宅近くで小籠包を食べたい時は台湾朝ごはん屋の永和豆漿大王に行っていたが、新しく小籠包屋さんを発見した。味は星5つ中3~3.5で素朴な美味しさ、旅行で来たなら鼎泰豊(ディンタイフォン)に行ったほうがよいが、大安駅近くに泊まっていて且つ行く時間がなかった場合は軽く立ち寄って、ローカルな小籠包で満足できる。

夜11時を越えていなければ、大安駅から徒歩15-20分で到着する信義安和駅周辺の通化夜市に行ってもよいかもしれない。平日だとあまり観光客はおらず、結構空いてます。

台湾スイーツ 通化夜市のおすすめ湯圓屋さん - 御品元冰火湯圓
台湾の人たちが愛してやまない伝統的スイーツ、湯圓 (Tangyuan)をご存知だろうか。 湯圓は冬至や湯圓など季節の節目に食べる風物詩的な甘味で、台湾や中国の各都市など中華文化がある地方で湯圓の呼び方や味付けなど変わってくる。台湾ではもちもちした茹でた小さいお餅の中に小豆や胡麻、黒ごまなどの甘いペーストが入っていてもちもちを超えた先にとろりと濃い甘さが待っている。

Google Map

上で紹介した場所をGoogle Map上でピンしたので、ご確認くださいませ。

 

リンク集(別タブで開きます)

 

航空券とホテルを検索してみましょう

 

台湾のことをかなりわかっている方々によって作られているこのBrutus特別編、写真も文章もデザインも台湾愛に溢れていて好きです。自分も買って自分も日本に帰った時に買って参考にしているので、これから台湾に行く方々にもおすすめ。


BRUTUS特別編集 増補版 台湾

日本で台湾語をさらっと学習したいならこの本が結構使える。


CD BOOK たったの72パターンでこんなに話せる台湾語会話 (アスカカルチャー)

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